人吉駅周辺の定番観光スポット総ざらい!【くまもと市町村探訪】(人吉市)〜前編〜

人吉市と、隣の球磨郡を含む県南東部は人吉・球磨地方と称されます。

戦国時代から昭和初期頃までは鹿児島・宮崎と、九州の真ん中にあたる熊本とをつなぐ交通の要所であり、宿場町として大いに栄えていました。

「人吉」の地名の由来でさえ、宿を意味する「舎」から来ている?との言い伝えもあるほど。

交通の要所・宿場町として栄えた人吉市は、かつての名残を残す観光スポットが凝縮されています。

人気の観光スポットである鉄道、国宝神社、球磨川レジャーをウォッチ!

観光スポット総ざらい!

 駅と鉄道

人吉駅周辺

熊本市街から直線距離で南に約70km、九州自動車道(車)を利用すれば、1時間半ほどで到着できる人吉駅。

到着した途端、駅前からすでに、観光客をお迎えするコンテンツに出逢えます♪


駅前で、まず目に飛び込んでくるのが、以前この地にあった人吉城のミニチュア版!?のからくり時計。
タイミングが良ければ、動いている様子を覗くことができます。

ちょっとしたバーのような雰囲気の観光案内所も駅構内あり、各地のパンフレットがたくさん!ノープランで来ても大丈夫です笑。

人吉駅からは、こんなレトロなバスも町中を周遊しています。

あー、待ってー。うーん、うまく撮れず……笑。

人吉鉄道ミュージアム

人吉駅に隣接する形で構えているのが、人吉鉄道ミュージアム「MOZOCAステーション868」。
この「MOZOCA(もぞか)」は、同地方の方言で「可愛い」という意味だそう。

入場は無料!
自由にお弁当が食べられる展望デッキもあり、ミニトレインに乗れたり(こちらは有料1回¥100)、プラレールで遊べたり。
文字通り、可愛らしい、ほのぼのとするミュージアム♪

鉄道はもちろん、人吉市の観光紹介スペースや主要産業である球磨焼酎の展示スペース(試飲はありません)もあるので、子供向けの施設というわけでもありません。
大人でも休憩に立ち寄ってみてほしい、人吉駅前の名所のひとつでしょう。

車窓

八代I.C.−人吉間の九州自動車道が1989年に貫通するまで、人吉駅は熊本以北の九州と鹿児島・宮崎の南九州を結ぶべくJR九州・肥薩線とくま川鉄道・湯前線が乗り入れ、活発に鉄道が行き交う駅でした。

「肥薩線」という名も、わかりやすく、肥後(熊本)と薩摩(鹿児島)が示す通りです。

現在、鉄道の本数は減少していますが、人吉駅−吉松駅間から覗く風景の美しさは日本三大車窓の一つに数えられています。

国宝神社と川下り

阿蘇青井神社

熊本県で唯一の国宝、人吉市上青井町にある阿蘇青井神社。
戦国時代、この地を納めた藩主、相良氏より崇敬を受けた神社で、当時から地元の人たちからは親しみを込めて「青井さん」と呼ばれているらしいわ。

平日に行っても、外国の方かしら?という観光客が多く訪れていて、あらためて、国宝の神社として、海外にも名が知られていることを認識します。

川下り・ラフティング

江戸時代の参勤交代時には水運も利用され、交通だけでなく、物流の役目も果たした一級河川が球磨川です。熊本県内でも最大の規模を持っている川で、最上川、富士川と並ぶ、日本最大急流の一つ。

人吉・球磨地方は、まさにこの球磨川によって、さまざまな産業が発達したと言って過言ではありません。

球磨川の水流の激しさを楽しむ、川下り・ラフティングは九州屈指のレジャー。

ご存知かとは思いますが……「川下り」と「ラフティング」の違いは、船を漕ぐか漕がないか。

船頭さんに頼って景観を楽しむ川下りは、おおよそ2〜3,000円(大人一人あたり)。数名でボートに乗って自分たちで漕ぐラフティングはその2倍くらいの料金が相場らしいわ。

川下りは、県外からの観光客向けとしての運航が昨今ではメインになっているようで、冬場はコタツ船の上で水流を楽しむことも♪

まとめ

鉄道、国宝神社、球磨川という、人吉が誇る観光スポットの人気は健在。
県内外からの来訪者数は毎年、ほぼ横ばいとか。

にも関わらず、どことなく……年々、町中の活気が失われているよう感じるのは、民宿をはじめとする、滞在者向けの施設利用が激減している実態にあるようです。。。

……以下、ワタシの打開案↓↓↓
笑観光スポット間の周遊性と、バスの利便性がもっと高まることと、人吉ならでは!の食事をもっとアピールすれば宿泊来訪者も増えるはず!

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