【わるごろ】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

今週の熊本弁は、結構想像つきやすく理解しやすい熊本弁だ。使い方や答えを見なくても今の段階でわかるのではないだろうか?一旦答えを想像しながら読み進めていただけると幸いだ。

 

今週の熊本弁・方言は『チカチカ』

使い方

「ぬしゃぁわるごろばい」

「あん学校はわるごろば集まりよる」

「こんわるごろが!」

 

 

関西弁で言うと

「お前めっちゃやんちゃやなぁ」

「あそこの学校はやんちゃくればっかおるで」

「このやんちゃ坊主が!」

 

標準語

「あなたはいたずら坊主だね」

「あの学校は不良が集まっているよ」

「このいたずら坊主が!」

 

 

意味

いたずら坊主 / ワル /不良

 

語源を勝手に妄想してみる

おそらく「いたずら」の漢字の「悪戯」から「悪い」が残り、さらに「荒くれ者」「ならず者」という意味の「ごろつき」という言葉の「ごろ」が追加されたのでは?

 

まとめ

私の勝手なイメージだが、「いたずら坊主」と言われるより「わるごろ」と言われた方が悪さが強調されている気がする。でも、もっと悪いイメージなのは「悪戯坊主」だ。漢字で書くと極悪感が出るのはなぜ?(笑)

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。
※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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