【うっぽげる】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)


今回の熊本弁は読者さんから教えていただいたもの。

初めて聞いた熊本弁だけど、よく観察するとある法則があった!!

その法則とは!?

 

今週の熊本弁・方言は『うっぽげる』

使い方

「こぉらどぉーし!歩きよったら床んうっぽげたばい!

きゃくされとったっでばしあっどたい」

 

大阪弁で言うと

「うぅっわ!最悪やん!歩いとったら床、穴、あいたやん!

腐ってたんちゃうか?」

 

京都弁で言うと

「あら!歩いてたら床、穴、あいてしもたわぁ

腐ってたんとおまへんか?」

 

奈良弁で言うと

「うぅっわ!最悪やー!歩いてたら床、穴、あいてしもたやん!

腐ってたんちゃう?」

 

標準語

「うわ!どうしよう!歩いていたら床に穴があいてしまった!

腐ってたんじゃないかな?」

 

意味

穴があく

 

語源を勝手に妄想してみる

前回の「うっぱずるる」と同じで、語源は2つの言葉が合わさっていると思われる。1つ目は「うっ」という接頭語。「うっ」という言葉がつくことによって、後ろの言葉の強調になる。2つ目は「ほげる」という言葉。「ほげる」は熊本弁で「穴があく」という意味。これらが合体して「うちほげる」→「うっぽげる」に変化したのだろう。

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。
※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

熊本弁ネイティブの方にお願い!

TwitterやFacebook上などで、上記の熊本弁の例文を書き込んでいただけるとすごくありがたいです!

どうしても熊本弁を勉強している私が考える例文は、しっくりこないことも多いので熊本弁ネイティブの方々にご協力いただけるとありがたいです。

ご協力よろしくお願い致します!

 

[空白]

その他の熊本弁まとめ

以下のページでその他の熊本弁もご覧いただけます!

ぜひ、ご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓
kumamoto-dialect-banner

 

[取材者・ライター太助]