熊本・天草にある猫島でのんびり癒され旅「湯島」は人より猫が多いって本当?

熊本県上天草市の離島に「猫島」と呼ばれる島民より猫の方が多い場所がある。今回は、ハイパーローカルレポーターのまる子さんが猫島のレポートをしてくれたぞ!

人より猫が多く住む島「猫島」でのんびり旅

「猫島」とは?

猫島とは、熊本県上天草市の島原半島と天草諸島のほぼ中間に位置する周囲約6.5kmの島で、本当の名前は「湯島」という。人口は約280人で、島民より野良猫の方が多いと言われている。そのため「猫島」と呼ばれ、猫好きの観光客に人気のスポットとなっている。

湯島へのアクセス

JR熊本駅から行く場合

1:JR熊本駅からJR三角線で三角駅まで乗車。(所要時間約50分)

↓(片道740円)

2:三角駅前の三角産交バス停留所から、「さんぱーる」行のバスに乗り、
途中の大矢野庁舎前でコニュニティーバス「Sunマリン」に乗り換えて、江樋戸港(えびとこう)漁協前で下車。

↓(片道大人600円)

3:江樋戸港から連絡船「菊盛丸」に乗船し、湯島へ渡航。(所要時間約30分)

 

車で行く場合

1:熊本市内から国道57号線を三角~天草五橋1号橋を渡る。
高速松橋インター方面からは、国道266号を天草方面へ約45分。
(途中、1号橋とあまくさ村を通過します)

2:さんぱーる前の信号を右折して海沿いを走り、江樋戸港へ向かう(所要時間7~8分)

↓(片道大人600円)

3:江樋戸港から連絡船「菊盛丸」に乗船し、湯島へ渡航。(所要時間約30分)

 

定期船について

昭和丸 電話番号0964-56-4060
菊盛丸 電話番号0964-56-4063
※運行状況等については上記に直接問い合わせる必要があります。

【湯島 ~ 江樋戸】
1. 所要時間 : 30分
2. 運賃 : 大人(中学生以上)600円 小人300円(幼児2人以上は、小人料金)
障がい者手帳などによる運賃の割引きがあります。
詳細につきましては、別途問い合わせをするといいです。

時刻表

便 湯島発 江樋港発
1便 7時30分 8時15分
2便 9時00分 10時00分
3便 12時00分 13時15分
4便 14時00分 15時00分

 

さぁ、いざ湯島へ(‘◇’)ゞ

船に揺られること数十分。見えてきた湯島。
目を凝らして見てみると、ちゃんと「ユシマ」って書いてありました(笑)

天気も良かったので、船釣りをしている方が多く、たまに手を振ってくれる方もいらっしゃいました。

 

湯島へ上陸!!(*‘∀‘)

さっそく第一にゃんこがお出迎えしてくれました。

初めからもうデレデレしちゃいました(*´ω`)

港の近くには待合室と小さな商店などがありましたが、どこもかしこも猫だらけ。

猫は島民がみんなで育てているらしく、港の近くにはお手製の猫の家までありました。

▲中を覗くと休憩中のにゃんこに出会えるかも・・・

▲港の近くに建つ猫神様の像

小さなお店と猫神様の処に猫の餌が売っているので、買うと猫さんが大喜びで食べます。

 

草むらの陰に子にゃんこ発見!!

ポケモンばりに探してみると、意外なところにいるものです(笑)

▲お店に看板猫(姿勢の良いにゃんこ)

道中出会ったにゃんこ達に餌をやるとにゃんこ達もこんなにリラックスしてくれます。

島民が暮らす住宅エリアに住むにゃんこ達は、とても人懐っこい性格をしているので、警戒心はゆるゆるです(*´ω`)

 

島全体を散策

せっかくなので、島全体を散歩してみると十字架がポツンと立つ広場が・・・

近くまで行ってみると、昔の中学校跡地のようで、そこから見える景色は絶景でした。

ちなみに、船でみた「ユシマ」の文字はちょうどここに書いてありました。

さらに歩みを進めると、見えてくる諏訪神社。

もちろんここにもにゃんこ達が。

ただ、港付近のにゃんこ達と違って、警戒心バリバリで、気を抜くと強烈な猫パンチをもらいます・・・痛かったです(/_;)

さらにさらに歩みを進めると峯公園が見えてきます・・・が、かなり傾斜がすごい坂道を登っていくことになるので、峯公園に行く際は、根性を入れて登ってください。

湯島は別名「談合島」とも呼ばれており、天草・島原の乱で天草側と島原側の代表者がこの場所で集まって談合していたそうです。

ひたすら歩き回って、小腹が空いたので島唯一のカフェを目指して島の反対側へ。

道の途中には恋愛のパワースポットともいえるハートの樹が!!

もちろんしっかり祈願してきました(笑)

 

道中、運が良ければこんな出会いも・・・

生まれて間もない子にゃんこ達。
たまに猫をもらい受けていく方もいるみたいです。

ちなみに、島にはこんな看板がちらほら立っています。

猫がよく出没しますという看板。 看板によってそれぞれ猫の形が違うので、この看板を探してみるのも楽しいかもしれないです。

▲看板の近くにいたにゃんこ達

 

ハートの樹から約15分ほど歩いた場所にある「海を眺めてぼんやりカフェ」

出典:上天草の離島 湯島ライフ No.34

40代くらいの気さくな店主が営むカフェは、とにかく自由な感じでした。

まず、「OPEN」と書いてあるのに扉が開かない(笑)

偶然近くに店主がいたので、『入口が開いていない』旨を伝えると、
「あ、ごめんね。鍵閉めてたわ(;´・ω・)」の一言。

 

鍵閉めてたわw

 

勝手口から通してもらい、店内へ。

オレンジジュースとトーストのセットを頼むと、「お腹空いてる?じゃあ、サービスでトーストの量おまけしとくよ(*’▽’)」とのお言葉が。

なんて優しいんだ(泣)

話を聞くところによると、湯島を繁栄させる為に、4年前に支援団体が出来たのをきっかけに湯島にやってきて、そのまま住み着いてカフェをオープンされたようです。

仕事場から見える海の景色があまりにも綺麗だったから、廃材を利用してカフェを設立したとのこと。

トーストを食べ終わった後、帰る際に店主からこんな申し出が。

「トラックで港まで送っていこうか?(・ω・)」

神か!( ;∀;)

というわけで、トラックの荷台に乗っけてもらって港まで送ってもらいました(笑)

最後は港で店主とさよならして、船に乗船。

島の人達は本当にみんな暖かくて、優しくて、
猫達だけでなく、島民にも癒されました(*´ω`)

 

皆さんも猫に島民の方に、そして、絶景に癒されに猫島に行ってみませんか?

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