熊本の超注目女性ボーカルドラムレスバンド『Shiki』の魅力。不思議で儚くどこか安心する声とは

世界観という言葉がある。世界観を構成するものは一体どんな要素なのだろうか?

画家が表せる世界観と音楽家が表せる世界観は異なる。また、同じ音楽家でも楽器や声、そのアーティストを取り巻く環境によって違うはずだ。

それぞれのアーティストの世界観を言い表すのはすごく難しいことだ。

熊本のバンド『Shiki』も不思議な世界観でファンを魅了するアーティストの一つだ。

熊本の女性ボーカルドラムレスバンドShiki

Shikiとは

熊本で結成した女性ボーカルのドラムなしの3ピースバンド「Shiki」

ボーカルのAkariさんの声は透明感のある声でありながら、繊細でどこか儚さを感じる。霧の向こう側に見え隠れするかのような切なさと安堵感と力強さが垣間見れる不思議な魅力に溢れている。

楽曲はメローでしっとりした旋律が多く、やはりどこか哀愁や切なさを感じる繊細な世界観でありながらどこかに安堵感が表現されている。

またDTMの打ち込みと生楽器の調和もすごく上手で、音楽的センスがないとこうはいかないだろうなというかなりおしゃれな楽曲作りをされているように感じる。

何だろう?彼らのこの胸をぎゅっと締め付けるような魅力は・・・

 

Shikiのメンバー

Vo.akari

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Ba.Sugimoto

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Gt.Maeda

MaedaさんのTwitterをチェック

 

Shikiの楽曲

Shikiへインタビュー

バンド名の由来を教えてください。

Shikiは、漢字にすると様々な意味になります。「四季、色、式、始期、死期」
一つの読み方でこんなにもたくさんの意味がある。
このように自分達の音楽も聴いている人それぞれの解釈でとって欲しい。
という思いで付けました。

 

バンド結成はいつですか?

2017年11月です。

 

現在の活動はどういった活動をされていますか?

熊本を拠点に県内外ライブ活動を行なっています。
また、友人や知り合いの協力もあり自分達でMV作成や音源のレコーディングなどをD.I.Yでやっています。

 

バンドを結成したきっかけは?

それぞれかっこいいと思う音楽が似ているのもあり感性が近いこと、たまたま三人とも各活動で、ソングライティングをしていた共通点から面白いものができるのではないかと思い結成しました。

 

バンドのコンセプトはどういったものでしょうか?

今年1年は、活動の中で、音源、PV、アルバムアートワークなど、ほとんどをDIYで行ってきました。
「1年目の地元バンドでも、最低限ここまではできるんだよ。」というところを見てもらいたいと、結成当初から考えていました。

 

大切にしていることは何かありますか?

自分達の好きなことを音楽や映像で最大限に出しつつ押し付けないこと、チケットを買ってライブにきてくださる人、Shikiを好きだと言ってくれる人のために、バンドとして最低限のエンターテイメントをお届けすることです。

 

お客さんや聞いてくれる人に何を提供したいと思いますか?

きっかけです。何かをし始めるきっかけだったり、あの人に会いに行こう
あの人に連絡しよう、そんな小さなきっかけでもいいんです。
自分達も生きている上で様々なきっかけを五感で得てきたので、きっかけを与える手段が自分達にとっては音楽でした。

 

ご自身で一番の魅力や武器だと思うことは何ですか?

打ち込みと生演奏が混ざるライブです。
ドラムレスバンドですので、ドラムは全て打ち込みとなっており、生演奏じゃ鳴らせないビートや音をリアルタイムで流せるので不思議な空間が生まれます。

 

ファンにはどんなところに注目してもらいたいですか?

音源とは違うアレンジになったり、その日のライブによってアレンジが変わってたりするのでそこに注目して欲しいです。

 

背景にある音楽や影響を受けた音楽は何ですか?

Vo.akari
邦楽はもちろん、イギリス出身のミュージシャン、クラシックではドビュッシーに影響を受けました。
彼の音楽について、聴覚から得る浮遊感や幻想的な音の重なりに自分の表現したいものを見出しました。

Ba.Sugimoto
スーパーカーと、ELLEGARDENが好きです。
熊本のtalkというバンドから受けた影響も大きいです。

Gt.Maeda
ギターサウンドに関しては凛として時雨というバンドのTKというギタリストに大きく影響を受けています。
作曲に関してはMr.Childrenや宇多田ヒカル、RIP SLYMEなど長く聞いてきた様々なJPOPミュージシャンに影響を受けているのかなと思います。

 

音楽活動を始めたきっかけはどういったものでしょうか?

Vo.akari
中学3年の頃からアコースティックギターを弾き始めました。
元々家にはアコースティックギターはあり、父が弾いていたのですが、なかなか始めるきっかけがそれまでなく、やっと好きなシンガーソングライターの簡単なコードの曲を弾けたことが音楽を楽しいと思えた、そんな始まりでした。

Ba.Sugimoto
部活を怪我でやめて友達に誘われました。

Gt.Maeda
高校の部活を終えて時間ができたのでなんとなくギターを始めたのがきっかけです。

 

曲作りで意識していることはありますか?

自分がやってみたいことを積極的に取り入れることです。
基本打ち込みでしたが、これを意識し始めて、ドラマーに実際に叩いてもらったり、管楽器の打ち込みを吹奏楽をやっている友人に実際に吹いてもらったりしました。

 

今までで最高だったライブがあればそのエピソードを教えてください。

つい最近福岡の野外でライブをさせてもらった時は、海が見える会場で景色もよく、沢山の方に見てもらえたので最高でした。

 

今までで苦労したことはありますか?

Vo.akari
知識や言葉が追いつかないことです。
知りたいことをどうやって調べればいいのか、行えばいいのか、頭の中で考えてることだったり映像をメンバーにどう伝えればいいのか。
だけどそれを試行錯誤しながらも今ある知識で音楽や人と向き合う時に自分を客観視すると面白いです。

Ba.Sugimoto
バンドを始めるにあたって、PCやその他機材を揃えるのが大変だったことです。

Gt.Maeda
今までドラムがあるバンドばかりやってきていたので、ライブ活動を開始した直後はなかなか打ち込みを中心にしたパフォーマンスに馴染めませんでした。
今はかなり打ち込みの扱いに慣れてきていると感じています。

 

今後の展望や目標を聞かせてください。

関東の方でもYouTubeのミュージックビデオを見て、ライブを見たいと言ってくださる方が増えたので東京にライブに行けたらいいなと思っています。また、12/2に出すアルバムの、次のアルバムの構想も練っているのでできるだけ早く皆さんにお届けできるといいなと思っています。

 

アルバムリリースパーティ

Shiki 1st ALBUM 『Season』リリースパーティー

  • 日程:12月2日(日)
  • 場所:sandwich cafe TATOMIYA
  • OPEN:19:00
  • START:19:30
  • Ticket with CD:3,000円+1drink order

※このリリースパーティーはSold Outとなりました。

 

Shiki 1st ALBUM 『Season』

01 Opening SE
02 新しい日の君になる
03 最後は真っ白
04 Melody of life
05 自由な夜が待っている
06 誰の心見て話しているの
07 BLUE WHALE、
08 Sea more blue,She more than.
09 KASUMI
10 Awaku,Aoi feat.野崎りこん
11 屋上遊園地
12 最後は真っ白 Remix

試聴はこちら

12月2日にリリースされるShikiの新しいアルバム「Season」が視聴できるぞ!

アルバム音源+副音声という形で、もちろんすべてしっかり聴ける上に、裏話や秘話や雑談を混ぜながらのラジオ形式だ!

12/2までの公開でそれ以降は削除予定とのことなので、今すぐチェックだ!

 

CD&配信購入はこちら

Shiki 1st ALBUM 「Season」
2018/12/02 Release

オンライン予約はこちら

各種配信サイトはこちら

 

熊本で活躍が期待されるバンド「Shiki」

結成後1年目にして全国的にかなり注目されるバンドに成長している「Shiki」

12月2日に発売される1stアルバム「Season」もぜひ購入してもらいたいが、彼らの今後の活躍にも注目してもらいたい。

きっと早い段階で全国的に有名なバンドになるはずだ!

ホンマに要チェックやで!

 

≪Shiki≫

熊本発。女性ボーカルドラムレスバンド。それぞれが各バンドや弾き語り等で活動している3人が集まり2017年に結成。DTMソフトを中心としたエレクトロニカ、シューゲイズ、シティポップ、ヒップホップなど様々なジャンルを取り入れた宅録同期音源と生の楽器を組み合わせながら熊本を拠点にライブ活動を行なっている。明るいような、どこか暗いような、不思議な魅力を持つ旋律に、透明感のある歌声が合わさり、独特な世界観が作り上げられている。

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[取材者・ライター太助]

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