合志市が住みやすい理由は?住みよさランキング1位に輝く子育て支援日本一を目指す街

全国の都市を住みよさを表す指標で順位付けし、注目を集めている「住みよさランキング」で、子育て編の1位に輝いたのが、熊本県合志市です。

毎年公表される「住みよさランキング」において、合志市は総合ランキングでも2位にランクインしました。ここでは、どのような要因が子育て世代にとって魅力的な環境を生み出しているのか、そのポイントを探っていきます。

住みよさランキング

合志市

1993年から毎年公表されている「住みよさランキング」は、全国の都市を住みよさを表す指標で順位付けし、注目を集めています。このランキングは、東洋経済新報社が毎年発表しており、各指標について偏差値を算出して、その平均値を総合評価としています。算出指標は、安心度、利便度、快適度、富裕度の4つのカテゴリーからなる20項目を選択し、全国の792市と東京特別区20区(千代田区・中央区・港区を除く)の合計812市区を対象としています。

「住みよさランキング」の中でも、今年からは「総合力」と別に「子育て編」が発表され、それぞれのライフステージやライフスタイルに特化した都市のランキングが公表されました。「子育て編」では、子育て世代にとっての住みよい都市をランキングしており、安心度の比重を高く評価しています。

合志市の位置と交通アクセス

合志市は、熊本市の北東部に位置する市で、阿蘇・熊本空港からの時間的な利便性や九州縦貫自動車道からの交通アクセスも良く、熊本市の中心部から熊本電気鉄道や国道・県道の道路網が整備されており、通学通勤に便利な立地条件を備えています。

人口・世帯数、教育環境、医療環境

合志市の人口は64,484人、世帯数は26,047(2023.3.27時点)で、幅広い年齢層の子どもたちに適切な教育環境が整っています。保育園数は31校、小学校は8校、中学校は4校あり、子どもたちには学校へのアクセスも容易です。また、合志市には34の医療機関があり、そのうち4つは小児科です。中学卒業までの子どもの医療費は、自己負担なしで助成されます。病気やけがで保育園や小学校を休まなければならない子どもを預かる「すこやか」「ひかり」という病児保育事業もあります。

遊びスポット

合志マンガミュージアム

合志市には、熊本県農業公園や弁天山公園など大きな公園があり、住宅街には小さな公園も多くあります。3か所の図書館には天文台が併設されており、合志マンガミュージアムでは約2万冊のマンガが自由に読めます。児童館では、児童に健全な遊び場・機会を提供し、自由に遊べる日と年齢に応じたクラス、イベントなどもあります。また、つどいの広場では、子育て中の親子が気軽に集い、育児相談なども受けられます。合志市には、子どもたちが安心して遊べる場所がたくさんあります。

【合志マンガミュージアム】360度マンガに没頭できる夢のような空間

自然豊かな環境

合志市が住みやすい理由は

合志市は、自然豊かな地域としての魅力も兼ね備えています。マンゴーやきゅうり、スイカ、いちごなどの特産品を生産しており、農業も盛んです。また自然豊かな環境で子どもたちがのびのびと過ごせる環境が整っています。

子育て支援の充実

合志市では、子育てに必要な施設や情報を提供することで、子育て世代に対する支援を積極的に行っています。保育園の増設や拡充、子どもと親の交流の場づくりなど、様々な取り組みが行われています。また、合志市では、子育てに伴う負担を軽減する制度も整備されています。

まとめ

「住みよさランキング」で全国1位に輝いた合志市は、子育て支援の充実、教育環境や医療環境の整備、自然豊かな環境など、子育て世代にとって必要な要素が揃っている街です。また、遊び場も豊富で、子どもたちはのびのびと過ごせる環境が整っています。子育て世代にとって住みやすい街を目指し、今後もさらなる取り組みが期待されます。