熊本県のシンボル【クスノキ】を見れる熊本市内のスポット4選。圧倒的な巨木にびっくり!

熊本県のシンボルのクスノキ。熊本市内にも、クスノキの巨木を見ることができるスポットが数多くあります。

そこで今回は、熊本市内で『クスノキ』を見れるオススメスポットを4ヶ所ご紹介していきます!

県木とは?

県木(けんぼく)とは、各都道府県を代表する木として選定されたもの。各都道府県には、他にも県花や県鳥、県魚などその土地のシンボルとして選ばれたものがそれぞれあります。

ちなみに、1番多いのがスギの木で6件が県木として選定しています。

熊本の県木はクスノキ

熊本県の県木は『クスノキ』と指定されており、熊本市内、県内のさまざまな場所で見ることができます。

クスノキは街中でよく見かけますが、トトロが住んでいる木と表現されたように、昔から日本人の暮らしに必要とされてきました。

ちなみにクスノキの名前の由来は、クサイキ(臭い木)とかクスリノキ(薬の木)からといわれています。葉をちぎってみるとハッカのような香りがするので、ちぎって香りを確かめてみるとクスノキかどうか分かります。

熊本市内のクスノキ4

熊本城・二の丸広場のクスノキ


熊本城公園二の丸広場は、本丸の西側にあります。休日には子ども連れの家族が遊んでいたり、ヨガをしていたり、さまざまな人の憩いの場となっています。

二の丸広場の中にはクスノキがいくつも立っていますが、1番に目につくのは駐車場の近くに立つ一本の巨木。

立派な枝振りが、下からみてもとても映えます。

クスノキ越しに見える熊本城もより素敵ですね。

名称 熊本城二の丸公園広場
住所 熊本市中央区二の丸2-1
駐車場 あり

藤崎台のクスノキ群

熊本城公園内で、藤崎台球場のスコアボード裏にクスノキ群があります。クスノキ群のすぐ下が、藤崎台球場の無料駐車場になっていますのでそちらを利用しましょう。

熊本城の西側、藤崎台には明治10年(1877年)まで藤崎八幡宮がありました。その名残りとして樹齢1,000年とも推測される7本のクスノキが残っています。国指定天然記念物とされていますが、20218月には大雨の影響で枝が折れてしまいました。安全のため2022年9月現在も残念ながら立ち入り禁止となっています。

名称 藤崎台のクスノキ群
住所 熊本市中央区宮内4-37
駐車場 あり

黒髪・菅原神社のクスノキ

熊本県内に菅原神社という神社はいくつもありますが、こちらは必由館高校や済々黌高校。熊本大学近くにあります。

熊本市中央区黒髪の菅原神社の境内に、どっしりとそびえたつご神木。樹齢は200年ほどで、クスノキとしてはそれほど古いものではなさそうです。

境内いっぱいに、いや、それ以上にはみ出している枝。住宅街にあっても、こんなに大枝を伸ばすことができるのは、地域住民の理解があり大切にされている証拠です。

根の部分を見ると、この樹の力強さを感じることができます。

名称 黒髪・菅原神社
住所 熊本市中央区黒髪1-11-23
駐車場 なし

高橋東神社(天社宮)のクスノキ

1968年に熊本市指定天然記念物にもなっている、天社宮の大クスノキ。

樹齢1300年ほどといわれており、『天社さんの楠』と呼ばれ地域のシンボルとして大切にされています。

名称 高橋東神社
住所 熊本市西区上高橋1丁目12-11
駐車場 なし

熊本県のクスノキまとめ

いかがでしたでしょうか?

熊本は1972年の森の都宣言から50年の節目となり、2022年春には県内で全国都市緑化フェア(くまもと花博)も開かれました。

熊本県全体で、緑豊かなまちづくりを推進しており、現在も緑化に力を入れています。中心地のサクラマチや熊本駅前にでも、たくさんの緑を感じることができます。

熊本に来た際には、ぜひ熊本県の自然を感じる時間を作るのもオススメですよ。