先日、1/19(土)と1/20(日)に熊本で開催された保護犬や保護猫の譲渡会を紹介した。
今回は、せっかくなので一度、譲渡会と言われるものがどのようなものか知りたくて、突撃取材してみたので、ご紹介。
たのしい譲渡会『アダプション・パークVol.16』
アダプション・パークとは
アダプション・パークは、保護動物の「譲渡をFULL(いっぱい!)」にという思いを込めて設立された、『ジョートフル』という関東を中心に活動するボランティアらによるプロジェクトが主催する譲渡会だ。動物との暮らしを考えている方はもちろん、そうでない方も大歓迎の保護動物の楽しい譲渡会イベントになっている。
ジョートフル
「ジョートフル」とは、楽しく喜びにあふれたという意味を持つ「JOYFUL」と「譲渡がFULL(いっぱい)」を掛け合わせた言葉で、出会いと学びをコンセプトにした次世代型の保護動物譲渡会プロジェクトだ。
プロジェクトの目的は、熊本の保護動物たちに新しい家族を見つけることで、彼らが考える解決策は、「譲渡会を、楽しく、便利な場所で、定期的に実施すること」。そのための活動が「ADOPTION PARK(アダプション・パーク)」なのだ。
参加団体
NPO法人犬ねこみらいサポート、アニマルアシスト千手、かごにゃん、レスキューさくら会、など
当日の様子
今回は2日間続けて、異なる会場での開催で、1日目の土曜は、大津で全長11mの特設トレーラーハウスの中での開催。2日目の日曜は、熊本市の街の真ん中のかっこいいBARでの開催だった。
2日目の街中のBARでのアダプション・パークに突撃してきた。
会場は熊本市内の安政町にあるbar Abyss(バー アビス)というかなりオシャレなバーだった。
会場の前にはジョートフルが考える保護動物の現状と解決策の展示も。
もちろんジョートフルのコンセプトの展示もあったぞ。
会場までのエレベーターの中で、「本当にここで開催してるのかな?」と不安になったが・・・
エレベーターを開くとこれらの看板が出ていてホッとした。
さぁいざ会場に!
扉を開くと・・・
すっごくオシャレなバーカウンターが!
店内もかなり広くて、休憩スペースもあったり保護犬や保護猫のスペースやチャリティー雑貨、撮影などのスペースが用意してあったぞ。
ケニア・ドイさんの「ドイブラック」の撮影スペースでは、ドイさんが動物の自由奔放な動きに奮闘しながら素敵な写真を撮影されていたぞ。
一瞬を逃さないプロのカメラマンはさすがにすごいと感じたぞ。
チャリティー雑貨のスペースでは、本当にいろいろなグッズが売られていたぞ。
これらのグッズの売上金は、保護犬や保護猫の治療代などに使われるそうだ。
肝心の動物たちも撮影してきたぞ。
やっぱり癒されるなぁ。
がっつりカメラ目線いただいたのに・・・ブレてしまってすみません・・・
こうやって触ることもできるみたいだ。
気持ち良さそうに寝ている姿もかわいい。
ちょっと不安げな表情の猫も
個人的にはこの猫がすっごく男前だな!
寄り添う姿はやっぱりかわいいぞ!
保護犬ももちろんいたぞ。
こんなにかわいいのに保護された犬だなんて・・・
どんなことを経験してきた動物たちなんだろう・・・と思ったり・・・
聞くところによると、この保護犬や保護猫たちの譲渡の際には、しっかりと身分を証明したり今後しっかりと飼うことができるのかを判断するために、じっくりと面談を行なった上で譲渡していくのだそうだ。
確かに保護犬や保護猫がいるということは、ペットたちを捨てる人もいるということだから、次の飼い主こそはこの動物たちを幸せに、責任持って飼ってもらいたいからこそ、じっくりと面談をするのだなと感じた。
さて、今回のアダプション・パークでは、Bar Abyssとジョートフルのコラボカクテルが提供されていたので、早速頼んでみた。
バーの雰囲気にマッチしたオシャレなインスタ映え間違いなしのカクテルだ。
ピーチ味のフルーチェのような味で、上にはジョートフルをイメージしたハートが添えてあって、こっちもかわいくて癒されたぞ。
ジョートフルの譲渡会「アダプション・パーク」
今回、ジョートフルのアダプション・パークに参加してみて感じたのは、各スタッフさんが暖かくてアットホームな雰囲気だったことだ。
保護動物のお世話や支援をしている人たちだから優しいのはイメージできるのだが、みんな本当に一生懸命で、心の底から動物たちと飼い主たちの幸せを願っているのが伝わってきた。
また、こういう活動には必ず悲しい物語が存在するのだが、それを感じせない前向きでアグレッシブなパワーを感じた。
譲渡会と聞くと難しそうなイメージを抱いていたが、このジョートフルのアダプション・パークは初めての人でも楽しめる仕組みをたくさん用意してくれているので、「ちょっとのぞいてみようかな〜」という感じで参加しても楽しめると思うぞ!
ぜひ、これからも続けていただいて、多くの人に参加してもらいたいイベントだ。