【けまつれる】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

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どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『けまつれる』

今日の熊本弁はがんばれば何とか意味も推測できるはずだ。何度もこの言葉をつぶやいているとどれが標準語かわからなくなるので、ご注意を(笑)

 

使い方

「最近、ようけまつれるとたい」

「ここでけまつれたけん気をつけなっせよ」 

 

関西弁で言うと

「最近、ようけつまづくねん」

「ここでけつまづいたから気ぃつけやぁ」

 

 

標準語

「最近、よくつまづくんだよ」

「ここでつまづいたから気を付けてね」

 

 

意味

つまづく

 

語源

語源は「けつまづく」からだろう。「蹴る」と「躓く」が合体した形だ。ここからが問題なのだが、考えられるのは2つの語源だ。「蹴躓く(けつまづく)」を言い間違えて「けまつれる」になったパターン。そして、「蹴る」と「纏る(まつる)」が合体したパターン。「纏る(まつる)」は「まつり縫い」の纏るである。意味は、「巻きつくようにからまる」という意味があるので、足が巻き付いて躓く様子がピッタリ合致する。もしかするとこちらが有力な語源かもしれない。「蹴る」+「纏る(まつる)」=「けまつる」→「けまつれる」になったのかもしれない。

 

エピソード

一度試して欲しいのだが、「けまつれる」を日常的に使ってみて欲しい。その後、「けまつれる」の標準語を思い出そうとしてみると・・・「あれ?どっちが標準語だったっけ?」となるはずだ(笑)

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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