【ひっかかりまんかかり】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

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どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『ひっかかりまんかかり』

あかん、笑いが止まらん・・・ひっかかりまんかかりって・・・もう妖怪とかにしか思えん!!(笑)でも、列記とした熊本弁なのだ!

 

 

使い方

「信号にひっかかりまんかかりで、いっちょん前に進まん」

「こん通路、狭いけんひっかかりまんかかりで通らんといけん」

 

 

 

関西弁で言うと

「信号にアホほど引っかかって、全然進まんさかい死ぬか思たわ」

「この通路、狭いよってにあちこちぶつかって通らなあかんで」

 

標準語

「信号にひっかかってばっかりで、ちっとも前に進まない」

「この通路は狭いからあちこちにぶつかりながら通らないといけないね」

 

意味

あちこちでひっかかること

 

語源

語源は「ひっかかる」からできた方言だろうが、強調語として「まんかかり」というのがくっついたのだろう。「まんかかり」という言葉を調べても出てこないので、私の想像だが、「万」という数なのではないだろうか?「たくさんひっかかる」ということを表現するために「万回ひっかかる」ということから「ひっかかりに万回つかまった」となり、「ひっかかりまんかかり」になったのではないだろうか。

 

エピソード

熊本に来て一番笑った方言だ。「ひっかかりまんかかり」ってww韻も踏んでるし、語呂もいいし、面白い音の羅列だし!私の2016年流行語大賞になりそうだ。

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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