【とぜんなか】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

熊本弁講座とぜんなか

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『とぜんなか』

今日の熊本弁はTwitterでフォロワーさん教えていただいた方言だ。まったく知らなくて調べてみたらいろいろ面白そうな情報が出てきたのでご紹介する!

 

使い方

「全然会えんけんとぜんなかたい」

 

 

 

関西弁で言うと

「全然会えへんさかいに寂しいわ」

 

 

標準語

「全然会えないので寂しいよ」

 

意味

寂しい/退屈

 

語源

語源はいろいろ説があるそうだが、漢語の徒然から着ているそうだ。「徒然」とは、「することがなくて退屈なこと」という意味だそうだ。また読み方は「とぜん」と読むのだそうだ。「つれづれ」とは読まないそうだ。また、「とぜん」は意味が分かったが、「なか」の部分が議論を巻き起こしているそうだ。「無い」を表す「なか」であれば、意味が変わってくるからだ。「徒然(退屈なこと)」が「無い」となると逆の意味になるはずだ。しかし、意味は「寂しい/退屈」なので、「徒然な」という活用に「か」が付いたのではないかと考えられている。ただ、本当のことはわかっていないので、いろいろな論争がなされている。

 

エピソード

この熊本弁もやはり可愛く聞こえるのは私だけだろうか?遠距離恋愛の二人・・・彼女が電話で「最近、全然会えんけん・・・とぜんなかたい・・・」とささやく・・・飛んで熊本まで帰ってあげたくなる!!って・・・私だけ??

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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