【よごる】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

熊本弁講座よごる

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『よごる』

なぜ方言が生まれるのかは謎だが、その地域の環境に合わせて変化していくことが多い。今回も関西弁に少しだけ、ほんの少しだけ似ている熊本弁だ。関西と熊本は何か共通点があるのだろうか?

 

使い方

「ヨゴヨゴしとる!」

「こん柱、よごっとるばい」

 

 

関西弁で言うと

「いがんどるがな!」

「この柱、いがんどるがな!」

 

 

標準語

「曲がっているよ!」

「この柱、歪んでるね」

 

意味

歪む/蛇行する/曲がる

 

語源

語源は、「歪む(ゆがむ)」という言葉が、「よがむ」に転じて、「よごる」になったと思われる。熊本の地域によれば、「よがむ」を使っている地域もあるそうだ。

 

エピソード

関西弁の「歪む(ゆがむ)」は「いがむ」という言葉を使っている。まだ「ゆがむ」に近いので、なんとなく理解はしやすい。熊本弁の派生のプロセスも想像してみると、関西弁に似ている気もしなくもない。・・・そうでもないか・・・(笑)

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

その他の熊本弁まとめ

以下のページでその他の熊本弁もご覧いただけます!

ぜひ、ご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://kumaque.com/category/kumamoto-dialect/