【ねまる】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『ねまる』

熊本にはくまモン、茨城県にはねば〜る君がいる。ということで、今日の熊本弁は「ねまる」「ねまーる」でもなく、「ネイマール」でもなく、「ねまる」だ。

 

使い方

「ばっ!これ、ねまっとる!」

「これ、ねまるけん、冷蔵庫ば入れときなっせ」

 

標準語

「うわ!これ、腐っているよ!」

「これ、腐るから冷蔵庫に入れときなさい」

 

関西弁で言うと

「うぅわ!これ腐っとるがな!」

「これ、早いから冷蔵庫に入れとき」

 

意味

腐る/物事が行き詰まる/話がもつれる

 

語源

腐るという意味だが、腐る→ネバネバ→ネバる→ねまるに進化したのだろう。そして、「腐る」という意味から、食べ物だけでなく、人や物事にも転用するようになったのだろう。

 

エピソード

この「ねまる」だが、「腐る」という意味で使っている人しか、まだ見たことがない。調べてみると、物事や話がうまくいかない時にも使うそうなので、意味を追加したが、具体的な会話例がわからないので、載せることができなかった。また具体例を体験した時には追記するようにする。

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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