【おっぺしゃん】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『おっぺしゃん』

これはTVで流れてきて覚えた方言。響きは可愛い感じなのよねぇ。

 

使い方

「あん人はおっぺしゃんだん。」

「この饅頭、おっぺしゃんだね」

 

 

意味

ブス/ブサイク/不器用/美しくはないが気立てや愛嬌が良い

 

 

翻訳

「あん人はおっぺしゃんだん。」

「この饅頭、おっぺしゃんだね」

 

「あの人はブスだね。」

「この饅頭、ブサイクだね。」

 

関西弁で言うと

「あいつはブスやもんなぁ」

「この饅頭、ブッサー!」

 

 


標準語の「不細工」からかなり遠ざかった熊本の「おっぺしゃん」。なんとも愛嬌が漂う響だ。熊本では「○○な人」を「~しゃん」という。おそらく、甲乙丙の順番で「おつ」と「へい」が合体して「おっぺい」「おっぺ」となったのではないかと聞いたことがある。それにしても、意味は悪いのかもしれないが、音の響きが可愛すぎてついつい使いたくなるのは私だけだろうか。

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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