Googleで記事のネタを検索していてたまたま見つけたのだが、なんと「熊本」という名前の小惑星があるというのだ。さらに小惑星だけでなく、もっとおもしろい情報をゲットしたので、ご紹介。
小惑星「熊本」
どんな小惑星なの?
どうやら木星の軌道の内側をクルクルと回っている小惑星のようだ。
いつ発見されたの?
今(2016年)から19年前の1997年11月6日に発見されたようだ。
誰が発見したの?
熊本県在住の小林寿郎さんいう方が発見!この小林寿郎さんは他にも「城南」という名前の小惑星も発見しているようだ。発見した天文台が熊本の城南にあったから「城南」と命名したようだ。
どこで発見したの?
熊本県民天文台という天文台で発見したようだ。この熊本県民天文台がなかなかユニークな天文台だった!
熊本県民天文台ってどんな天文台?
1982年の5月に開設した天文台で、かなりユニークな天文台だようだ。学者や専門家が作った天文台ではないというからビックリだ。市民が「アマチュアだけで運営する天文台をつくろう」と同好会として集まり作った天文台だとか。
小惑星「Kumamoto」を発見した小林寿郎さんもおそらくアマチュアの天文学ファンだろう。そんな素人が天文台を作り、小惑星までも発見してしまうなんて凄すぎる!
無料の天文台
そして、この熊本県民天文台は無料で利用できるのだ。金・土・日の晴れた夜限定だが、一般公開しているぞ!
見学には予約は不要で、随時受け付けてくれている。受付時間は19時~21時までで、公開時間は19時~22時までだそうだ。晴れた週末の夜に「あ!星をみたい」と思いたったら、21時までに天文台に行けば見学をさせてくれるそうだ!しかも、「勝手に見て終わり」ではなく、22時までなら星空観望や解説もしてくれるというナントモありがたいサービスだ!
出前授業もしている!
学校、地域、PTA、子供会、NPOなどの団体向けに、星の観察や天体学習、環境教育、天文講座などのイベントも実施してくれているぞ!しかも、希望地に出張しても開催してくれるようなので、イベントの中身は相談しながら決めていけるようだ。
どうやって運営しているの?
これだけの活動を無料でしているとなると、気になるのは「どうやって運営しているの?」というところだ。この熊本県民天文台は、今はNPO法人として運営しているそうだ。なので、NPOの会員さんの寄付や利用者からの寄付で運営が成り立っているようだ。
市民の熱い思いで建てられた熊本県民天文台。無料で利用できるということで、多くの人に天文学や宇宙に興味を持ってもらえるのではないかと強く感じた。かく言う私も知識は乏しいのだが、星を眺めるのは大好きなのだ。一度子どもと行ってみようかなと本気で感じた。みなさんも一度行ってみてはいかが?
熊本県民天文台の場所
・名称: 熊本県民天文台
・住所: 熊本県下益城郡城南町塚原2016塚原古墳公園内
・営業時間:金土日の19時~22時
・電話番号: 0964-28-6060
・駐車場: あり
・公式サイト: 熊本県民天文台