みなさんはご自分のお住まいの県にタウン誌・タウン情報誌と呼ばれる地元に特化した雑誌があるのはご存知だろうか？実は、47都道府県、どこに行ってもその土地や地域に根ざしたタウン誌・タウン情報誌というものがある。実は、旅行や観光でその土地を訪れた時には、手っ取り早くその地域性を理解するにはかなり役立つツールだと私は考えている。そこで、今回は、熊本のタウン誌・タウン情報誌をご紹介。

熊本の地元情報誌『月刊タウン情報　クマモト （通称タンクマ）』

タンクマとは、1979年(昭和54年)に創刊された、今年で38年目となるかなり歴史のある熊本密着型のタウン情報誌なのだ。おしゃれなカフェやラーメン、焼き肉などのグルメ情報や季節ごとのイベント情報、例えば成人式や学園祭などの情報も満載だ。それ以外にも郷土文化やファッション等も豊富に扱う地元密着型の情報誌だ。

そんなタンクマが今年リニューアルしたのだ。それが上記の画像なのだが、クーポンなども入ってかなりのボリュームになっているのに、360円とかなり安い価格設定だ。リニューアルへの意気込みをすごく感じる。食べ歩きや温泉巡りなどが好きな人は必見の内容になっている。ぜひ熊本に来た際は手にとってみて欲しい。

また、雑誌だけでなくネットでも熊本のお店情報などが検索できるサイトも運営してくれている。『クマモトナビ』と検索すると出てくるので、熊本観光旅行に来る前に県外からも検索して予定を立てることができるのが嬉しい。

実は全国にタウン情報誌のネットワークがある

先ほど冒頭で私は「全国47都道府県、どこに行ってもタウン情報誌がある」と言ったのだが、実は、『 株式会社 タウン情報全国ネットワーク』という会社があるのだ。もしかしたら、ここの働きかけで47都道府県全てにタウン誌があるのかもしれない。

ちなみに、熊本のタウン情報誌のタンクマは、街コンなどのイベントも行ってくれているので、情報分野だけでなく、リアルな形でも地元熊本の活性化に大きな貢献をしている人気のサービスになっているのだ。他の地域のタウン情報誌もそうかもしれないが、私はタンクマを初めて読んだ時、「ここの編集者や記者さんたちは熊本が好きなんだなぁ」と感じて、ほっこりすることができた。熊本に来た際には一度ご覧あれ。