【ゆたーっと】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今週の方言・熊本弁は『ゆたーっと』

今週の熊本弁は熊本弁を代表する方言だと言っても過言がないくらい熊本弁や熊本の人たちの性質が現れている方言だ。

 

使い方

「風呂ばゆたーっと入ってきなっせ」

「そこに寝っ転がって、ゆたーっとするとよかたい」 

 

 

関西弁で言うと

「風呂でゆっくりしていきや~」

「そこに横になって、ゆっくりしたらええねん」

 

 

標準語

「お風呂にゆっくり浸かっておいで」

「そこに寝転んで、ゆっくりするといいよ」

 

意味

ゆっくりする

 

語源を勝手に妄想してみる

語源は、「ゆっくりする」からだ。しかし、スペースなどを表す「ゆったり」を動詞にしたのだろう。なぜそうしたのかは謎だが。

 

エピソード

「ゆっくりしていってね」と言われるより「ゆたーっと」と言われる方が、ゆっくり感がすごく表現されていて、癒されるのだ。しかも熊本の人が言う時には、「ゆたーっと」の音の伸びる部分が「ほわ~ん」と長く強調されるので、余計にゆっくり感が出ていて癒されるのだ。周りに熊本の人がいるなら、一度言ってもらって欲しい。そして癒されて欲しい。

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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