【ねぶる】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『ねぶる』

今日の熊本弁も昨日に引き続き口に関する方言だ。今日のは簡単かもしれない。ネタバレ必至の熊本弁だな(笑)

 

使い方

「ちょっとこっばねぶってみてん」

「手元からねぶらんとボトボト落ちるばい」 (アイスクリームを食べている時)

 

関西弁で言うと

「ちょっ!これ!ねぶってみぃ!」

「手元からねぶらんとボトボトやん!」

 

標準語

「ちょっとこれ舐めてみて」

「手元から舐めないとボトボトになるよ」

 

意味

舐める

 

語源

語源は「ねぶる」だ。古語の「舐る(ねぶる)」が残ったものだ。

 

エピソード

今回の熊本弁は、関西人にとってはすごく簡単だ。なぜなら関西でも「舐める」ことを「ねぶる」と言うからだ。熊本もそうなのかもしれないが、関西で使われている「ねぶる」は、ただ単に舐めるたけじゃなく、「ベロンと舐める」という意味合いが込められている気がする。ペロペロと可愛く舐めるのではなく、ベロンと(笑)

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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