【ぎめ】の意味と使い方｜熊本弁方言講座（関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説）

どぎゃん言うと？熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『ぎめ』

今日の熊本弁は県外の人には絶対にわからないはず！特に関西より東の人は絶対にわからない。私も初めて聞いた時は日本語には聞こえなかった。あ、それは94歳のおじいちゃんが話したからか？（笑）

使い方

「ギメんごつ痩せとる。」

「昔はギメば食った。」(おじいちゃん談)

関西弁で言うと

「バッタみたいに痩せてるやん。」

「昔はイナゴも食うた。」

標準語

「バッタみたいに痩せてるじゃん。」

「昔はイナゴも食べたよ。」

意味

バッタ / イナゴ

語源

語源は全くわからない。謎だ。

エピソード

私がこの言葉を聞いたのは94歳のおじいちゃんからだ。昔話を聞いていて「昔はギメば食いよった」と言ったのだが、「昔は、ギメバクイヨッタ」というように聞こえた。聞き取れたのは「昔は」だけだった（笑）ようやく聞き取っても「ギメ？ギメって何？」と聞き直して「ギメったい！ぴんこぴんこ飛ぶやつたい」とおじいちゃんをイライラさせた（笑）思い出の言葉だな。

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。