飛行機が可愛い！日本一小さな航空会社「天草エアライン」とは？

天草エアラインで繰り広げられる魅力的な旅

天草エアラインは、日本の美しい自然と歴史文化が織りなす魅力あふれる天草半島へのアクセス手段として、多くの人々に愛されています。天草空港には、様々なグッズやプランが用意され、航空ファンや旅行者にとっても楽しみがたくさんあります。今回は、天草エアラインの旅で感じられる自然や文化の魅力について、ご紹介します。

天草エアラインの使用機材について

天草エアラインは、ATR42-600というフランスとイタリアの共同企業であるATRが製造しているターボプロップ機（プロペラ機）を使用しております。

天草エアラインの場合は天草-熊本（AXJ-KMJ）天草-福岡(AXJ-FUK)、JALとの共同運行便で熊本-伊丹(AXJ-ITM)といった路線で運行中です。

先日、機体整備のためにJALのグループ会社のJACから機体を借りたことによるJACラッピングの機体が運行したことで話題になりましたね。

天草-熊本間や天草-福岡間は短距離なのでジェット機ではなく、プロペラ機を使用することによって低燃費かつ短い滑走距離で離陸できるため、機体の性能をフルに活かして運行しております。

ATR-42-600はプロペラ機であり国内では短距離路線に使用されます。

ATR-42を利用した他の航空会社の路線では鹿児島-奄美(KOJ-ASJ)那覇-与論(RNJ)など離島路線に用いられています。

広々とした空間と乗客の快適性を追求した設計が魅力的で、最新鋭の機体を導入しているため、快適な空の旅を楽しむことができます。

快適な旅を叶える広々とした空間

天草エアラインに乗ると、高い天井と広々とした空間が広がっています。シート上の物入れやシート下のスペースが大きく、設計に乗客の快適性が配慮されていることがうかがえます。座席に座ってみると、前の席との間隔が十分にとられており、快適な空間を提供してくれます。

天草の魅力を味わうサービス

福岡まで陸路で4時間半かかる距離を、わずか30分前後で移動できるため、天草エアラインはビジネス路線として多くの人々から愛されています。JALとの共同便で熊本から大阪までのフライト時間も1時間半ほどであるため、関西圏から天草に旅行に行く際にも非常に便利です。

さらに、熊本から福岡、熊本から大阪への路線を毎日運航しており、お客様にはドリンクと天草のお菓子が無料で提供されます。天草のお菓子は、時期によって変わるようで、地元の素材を生かした美味しさを楽しめます。

また、みかんジュースも提供され、地元の素材を活かしたサービスがお客様にとって嬉しいものとなっています。

特別な体験をもたらす「みぞか号」

「みぞか号」の搭乗口は後方ドアを使用するため、搭乗するまでに徒歩で飛行機に近づく必要があります。この特別な搭乗方法は、飛行機での旅を更に一層特別なものにしてくれます。

みぞか号はプロペラ機ということもあり、ジェット機に比べ揺れが少なく、ATR-42-600（みぞか号）は低騒音を重視した設計でなので快適に過ごすことができます。

さらに、手作りの紙面が挟まれた機内誌には、客室乗務員からの観光情報や機体に関する情報が掲載され、興味深い読み物となっています。この機内誌は、バックナンバーも含め、天草エアラインのホームページでも閲覧可能です。

天草エアラインの魅力的なプラン

かつて天草エアラインが人気を集めた1日乗り放題プランの中でも、親子で楽しめる「1日イルカ号パラダイス運賃」は特に注目です。グリーンランド国際サンタクロース協会公認のサンタクロース「パラダイス山元氏」とのコラボレーションにより、1日に運航する全路線に乗り続けることができます。福岡・天草などの地域を巡る全10区間コースや、福岡出発で福岡に戻る全8区間コースから選ぶことができ、1日1万5千円という料金が魅力的です。このプランは、航空ファンだけでなく、親子で天草の魅力を満喫したい方にもおすすめです。

豊富なオフィシャルグッズ

天草空港のチェックインカウンターで発売中のグッズは、航空ファンや子供たちから高い人気を誇り、機内やオンラインでも一部購入可能です。ポストカードやキーホルダー、缶バッジなどのアイテムも揃っており、天草空港のチェックインカウンターで手軽に購入できるのは嬉しいところです。旅の思い出に加え、お土産としてもおすすめです。