早朝の阿蘇って気持ちいいぃぃぃっ♪
いつ来ても、阿蘇には季節毎さまざまな表情があって、「熊本サイコぉぉぉー!」って叫びたくなります。
そんな阿蘇の数ある景観美スポットの中で、新緑のゴールデンウィーク頃と紅葉の秋の年に2回だけ、それぞれ約1ヶ月限定でしか開放されない…激レアなフォトジェニックスポットが南小国の「マゼノ渓谷」。
今年(2020年)の秋は10月17日から11月23日までの開放予定。紅葉には少し早いけど…開放2日目、時期的にも時間的にも混雑(密)を避けるべく、早朝からGOしてきたわよー。
散策以上、トレッキング以下の「ちょうど良さ」!
駐車場到着。入場料200円を支払うと…領収証が可愛い♪
お手洗いは駐車場の横だけ。その先にはありませんー。
領収証と一緒にいただいた地図を頼りに、駐車場すぐ脇から、さっそく遊歩道がお目見えします。準備体操もそこそこ、すぐにグングン進むわよー。
スタート早々…杖のレンタルボックス!
んー…今日のワタシ、杖には頼りません。
目指すは遊歩道の奥に待つ…滝! 駐車場から500m先。楽勝だわー。
…と、歩き始めると、なかなかの傾斜。つ、杖を借りれば良かった…苦笑。
遊歩道は、なんとなーくの道幅が整備されてはいるものの、所々に置かれている人工物は道標くらい。基本的に覆い茂る広葉樹林はほとんど手付かずのナチュラルネイチャー。
紅葉が進めば…絶景!は、簡単に想像できますが、木々の葉っぱの色に関係なく、清々しい空気に包まれます♪
遊歩道は、山登りよりはビギナー向けで、公園散策よりはハードな感じ。幅広い層に、おそらく「ちょうど良い」森林ウォーキングかもしれませんー。
滝は…上から見る?下から見る?
駐車場から歩くこと…目指す滝までは15分くらいかしら? さー、マイナスイオンを浴びるわよー。
…と、ついに滝付近。お…上からも、下からも見られるのねー。
想像してみると…滝の下に行けば、水しぶきスプラッシュ? 気持ちよさそうだわ。
よし、まずは下へ…。
あら…「下」というより、全景が見られる場所。水には到底触れられないディスタンス。でもOK、滝の美しい姿が拝めるし!
よし、次は上から!
おぉぉーっ♪
滝の「上」は、これまた想像を超える…至近距離。ここに来たら、誰もが絶対に水に触れたくなるでしょう。当然ワタシもピチャピチャ…♪
水辺の岩に張り付くコケは、見た目以上にツルツル! 滑らないように気を付けてー。
渓谷に向かう途中に潜む…ミステリー!
マゼノ渓谷へは、阿蘇と大分県日田市方面を結ぶ国道212号線から。途中、マゼノ渓谷へ続く道として現れるのが「マゼノミステリーロード」と呼ばれる曲線道路。
ミステリー!?…と、ドキドキしながら車を走らせてみるものの…ミステリー感のない、むしろ快適なドライブコースです笑。
なぜミステリー?…かと言えば、マゼノ渓谷の近くにある「押戸石(おしといし)の丘」というパワースポットに関係するそう。
360度パノラマが拝めるその丘には、ピラミッドの形をした巨岩石やシュメール文字が刻まれた石がいくつか点在。石の周辺では方位磁石も乱れるほど磁場が強いとも言われていて…ミステリーロードの呼称は渓谷すぐ近くの、そんなミステリー溢れるパワースポットから来ているとか。
マゼノ渓谷に初めて行く場合も、近付けばたぶん迷いません。
ミステリーロードを進めば、おのずと、ドーンと看板登場。そして道の脇で旗めくノボリが駐車場入口まで導いてくれますー。
まとめ
ミステリーで魅力的なマゼノ渓谷…なんで年に2回だけの開放なのかしらー。
…実は、この付近はイノシシやマムシなどの動物保護区域になっていて、あか牛の放牧地でもあるみたい。遊歩道もなるべく自然のままがキープされているのも、動物の生態を崩さないため…でしょう。
ちなみに「マゼノ」とは、馬の背中という意味らしいの。南小国町を流れる中原川の上流にあたるこの辺りの地形が馬の背中に似ている…と。
動物の姿にちなんで付けられたスポットだけに、自然と動物の共生が考えられているのねー。
施設情報
名前 | マゼノ渓谷 |
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住所
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熊本県阿蘇郡南小国町大字中原 |
営業時間
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店舗・売店 9:00~18:00 |
電話番号
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0967-42-1444 (南小国町観光協会) |
入場料 | 200円 |
駐車場 | あり |