小国町の「幸せを運ぶ醤油屋さん」の七福醤油店さんにご紹介いただいて、わいた温泉近くのお豆腐屋さん「岡本とうふ店」さんに取材に行ってきたぞ。料理は美味しいし、店主さんも面白いし、魅力満点なお店だったぞ!今日はそんな「岡本とうふ店」さんのご紹介。
豆腐一筋110年!明治から続く豆腐専門店
創業明治、岡本とうふ店
さすがは明治創業のお豆腐屋さん。
店構えも重厚感があって、すごく老舗の雰囲気を醸し出している。
店内もすごく味があって、レトロな味わいがなんとも言えない。日本人の心に染み込む叙情的な趣がある。
TVで取り上げられたり、超有名人が通ったりするほとのお店だそうだ。
「まいう〜」でおなじみの石ちゃんこと、ホンジャマカの石塚英彦さんも訪れたそうだ。
それでは、早速、店主の岡本裕さんにお話を伺おう!
インタビュー
ということで、このお豆腐屋さんの真骨頂!とうふ定食をいただくことに。
定食以外にも単品で頼めむこともできるが、定食には全て付いてくるので、初めての人は「とうふ定食」を頼むのがおすすめだそうだ。
正直、「とうふの定食に¥1,250は高いんじゃないのぉ?」と思いつつも定食を頼んでみたぞ!
こだわりの1点勝負「とうふ定食」
頼んでびっくり!
店員さんに「とうふ定食を一つ」と伝えてから20秒で到着!
その速さにもびっくりだが、出された料理の多さにも驚愕した!
小国の美味しいお水を風情たっぷりの竹の器で
揚げたての超ドデカ厚揚げ。全長30cmはあるんじゃないだろうか?
本当に揚げたてで熱々なので、食べる時はヤケドに注意して食べて!
こちらはざる豆腐。
写真では少なく見えるけど、結構な量だったぞ!
豆腐の味噌汁。
シンプルだけど、コク深い味噌に旨味のしっかりした豆腐がすごく美味しく優しい味の味噌汁だったぞ!
こちらは豆乳。
もちろん無調整の豆乳だ。
実は無調整豆乳は苦手だったのだが、臭みもなく美味しく飲めたぞ!
左から、り干し大根、田楽、おからだ。
どれも小国で採れた食材を使用しているそうだぞ。
この味もしっかりした味付けながらしつこくなく田舎の懐かしさを感じれる料理だった。
ご飯もツヤツヤで一粒一粒立っていたぞ!
ご飯の粒の輝きを見て欲しくて、写真が暗めになってしまったのはご了承ください(汗)
香の物。
これも素朴な味で美味しかった!
揚げたての厚揚げだが、熊本特有の甘めの醤油やお酢、柚子胡椒だれなどをお好みでかけて食べるそうだ。
今回は、熊本醤油とお酢をかけていただいたぞ!
箸で切ってみてびっくり、なかなか切れないほどの弾力!!!
外はもちもちカリカリの弾力があるのに中はフワフワな食感!
これは病みつきになる!
超絶うまかった!
もちろん、食感だけでなく、お豆腐の甘みや大豆の香りもしっかり味わえる一品。
こんな厚揚げ食べたことないし、他ではこんなの食べられないぞ!
ざる豆腐も実食!
スプーンで掬ってみるとふわっとしているが、思ったよりも固めだった。
まずは塩でいただくぞ!
余計な味がしないので、お豆腐の旨味をたくさん感じられた。
冷たいので、厚揚げよりは甘みは控えられているように感じたが、それでも舌にまとわりつくトロッとした豆腐の食感と大豆の甘みと香りが美味しかったぞ。
甘めの醤油との相性も抜群!!
食べる前は「豆腐に¥1,250は高いよ〜」と思っていたが、これ、その価値はある!
食べ終わった時には、お腹がすごくいっぱいになってるし、一つ一つの料理の味に感激できるし、驚きもたくさん感じられる!
しかも、動物性たんぱく質は一切使用していないとのことで、かなりヘルシーだ。
ぜひ一度試してみて欲しい!豆腐好きはたまらんぞ!
レストラン以外もあるぞ!
奥のカウンターで豆腐の持ち帰りもできたり、豆腐に関するお菓子や食材なども変えるぞ!
小国に関連した民芸品なども買うことができる。
またまた、喫茶店も併設しているぞ!
喫茶店の中には、可愛いお土産が売っていたり
中で休憩ができるようになっているぞ!
豆乳ソフトクリームがおすすめだ!
この他にも宿泊施設もあるのだそうだ。その宿にはTVなどは置いていないそうだ。都会の喧騒を忘れて、小国の自然と110年続く伝統の豆腐を存分に味わってもらいたいという配慮だ。
まとめ
今回、恥ずかしながら、七福醤油店さんにご紹介いただくまで、かなりの有名店なのにも関わらず、岡本とうふ店さんのことは知らなかった。岡本とうふ店さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。完全にリサーチ不足を痛感したのだが、実際に岡本さんにお会いして取材させていただいて、岡本とうふ店の人気の秘密がわかったように思えた。接客はぶっきらぼうな感じを受けるのだが、それは言葉ではなく、「実際に味わってもらえばわかる」という自信に裏打ちされたものだろう。あと、少しシャイな性格もあるのかもしれない・・・
ただ、岡本さんもおっしゃっていたが、「この店は何度か通っていただけると魅力がわかると思います」とその言葉が本当にぴったりだと思った。
私は、一度訪れて完全にファンになってしまったが(笑)
みなさんはどう感じるだろうか?ぜひ、自分の目と舌と体感で確認しに行ってもらいたい。
お店の雰囲気、料理の味、人柄その全てを感じてもらえれば幸いだ。
[info-start]岡本とうふ店
・TEL:0967-46-3762
・営業時間:8時00分~16時00分(売切次第終了)
・定休日:毎週水曜(祝日は営業)
・ホームページ:http://www.okamoto-toufu.com/index.html
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