2016年4月の熊本地震からの創造的復興のシンボルとして、
本日2023年3月23日、ついに阿蘇くまもと空港新旅客ターミナルビルがオープンしました。
さっそく行ってきましたのでテナントなど空港内部を紹介していきますね。
阿蘇くまもと空港新旅客ターミナルビルが開業!搭乗間際まで熊本を楽しめる空港に
新旅客ターミナルビルは熊本城の黒漆・漆喰をイメージした陰影のあるデザインとなっています。
ちなみに以前の熊本空港の外観はこんな感じでした。
こう見ると、とてもかっこよくなりましたね
新旅客ターミナルビルは別々の建物に分かれていた国内線・国際線が一体化され、広さはこれまでの約1.4倍になっています。
それでは中へと入ってみましょう
ビル内は黒と白を基調とした落ち着いた雰囲気。
オープン初日ということもあり、多くの方が空港を訪れられていました。
空港の内装や掲示板などに多用されているこのドーナツ型の円ですが、加藤清正の家紋「蛇の目」や、九州の中心に位置する熊本県、阿蘇のカルデラなど多くの意味が込められています。
他にも県産イ草を座面に使用したベンチがあったり、「水の国」「火の国」を連想させるデザインがあちこちにあり、熊本をいたるとことで感じることができますよ。
また、1階A~C出入口には東京五輪の選手村で使われていた県産の木材が再活用されています。
行かれた際は探して見てくださいね。
熊本空港新旅客ターミナルビル マップ
旅客ターミナルはこのようになっております。
館内カメラや旅客の一連の手続き所要時間の計測と予測を行うシステムを活用し、館内の混雑状況も一目で把握することができます。
さすが最新施設ですね。
1Fには麦わらの一味とくまモンがお出迎えしてくれるイベントスペースやレストランも
一階には国際線・国内線の各航空会社のカウンターがある他に、
麦わらの一味とくまモンがお出迎えしてくれるイベントスペースもあります。
イベントスペースは休憩などでの利用もできますし、パイロットの衣装を着たくまモンと撮影ができるフォトコーナーや、「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」で県内各地に設置された銅像をデフォルメしたフィギュアのパネル等も展示されていますよ
また、毎週土曜日13:00~は「くまモンのステージ」も開催されるそうです。
1階にある飲食店としては「タリーズコーヒー」と、
「和食りんどう」があります。
3階には熊本グルメを楽しめる飲食店が多くありますが、保安検査場通過後にありますのでご出発の方のみの利用となります。なので、現時点で誰もが利用できる飲食店は1階にあるこの2店となります。
1階には他にも休憩スペースや、
お土産店やコンビニ、
県内各地にあるONE PIECE像の設置マップなどもありましたよ。
3F搭乗待合エリアでは熊本グルメを堪能できてお土産も充実
続いて3階にやってきました。
国内線・国際線ともに3階から保安検査場へと向かいます。
ビジネスマンにありがたいワークスペースや貸会議室もあります。
そして、新ターミナルビルで一番話題のスポットといえばやはり「搭乗待合エリア」ですね。
国内線と国際線の利用客が共用できる保安検査後の搭乗待合エリアには熊本ラーメンや、阿蘇のあか牛、天草の新鮮な魚など熊本グルメが楽しめる飲食店や熊本の旅にふさわしいお土産を購入できるテナントが充実しています。
どれを食べようか、どれを買おうか迷ってしまいますね。
また、国際線エリアにある免税店の広さは以前の約10倍となり、化粧品、香水をメインに酒、たばこ、美容雑貨、熊本の銘菓等が取り揃えてあります。
搭乗間際までグルメやショッピングを堪能することができます。
4Fには滑走路側にせり出す「花道型」の展望デッキ!飛行機をより間近で見られる
4階には飛行機を見ることができる展望デッキがあります。
滑走路側にせり出す「花道型」となっており、より近くでを飛行機を見ることができます。
お見送りはもちろん、撮影スポットとしてもおすすめですよ!
新しくなった熊本の空の玄関口は空港を利用する人だけでなく、熊本に住む人も楽しめる空間となっています。
是非、行かれてみては!