みなさんは人生ゲームやモノポリーはお好きですか?
私は小さい頃から人生ゲームが大好きで、よく家族で遊びました。
また大きくなってからはゲームの桃電が大好きで何度も繰り返し友人と遊んだものです。
すごろくって年代を問わず楽しめるゲームだと思いませんか?
すごろくをリアルでできる企画があったら楽しそうだと思いませんか?
それが阿蘇でできるんです!
今回は、阿蘇でできるリアルすごろくの紹介です!
新阿蘇大橋開通カウントダウンキャンペーン第二弾
新阿蘇大橋開通カウントダウンキャンペーン第一弾の「冬のおでかけスタンプラリー」に引き続き、第二弾の「新春リアルすごろく」が開催されています。
趣旨は第一弾と同じで、
大津町・高森町・南阿蘇村の3町村は、新阿蘇大橋活性化協議会を立ち上げ、コロナ禍における新阿蘇大橋開通を契機とした観光誘客事業に取り組んでいます。
南阿蘇村と高森町を含む南阿蘇地域は、県内でも有数の観光地である阿蘇地域に位置し多くの観光客で賑わっていましたが、熊本地震の発生後、観光入込客数が激減し、未だ震災前の水準に戻っていない状況が続いていました。そういった状況の中で、今年は豊肥本線・国道57号線が開通し、新阿蘇大橋が開通する予定で、阿蘇の復興を県内外や海外にも広くアピールするための様々な誘客活動を展開するチャンスの1年となっていました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、多くの事業を縮小・中止せざるを得なくなると共に、外国人観光客や他県からの観光客数も激減。飲食・宿泊等の観光関連への経済的な影響は非常に大きな打撃となってしまいました。
また、大津町は熊本市や九州自動車道と阿蘇を結ぶ国道57号線上に位置し、阿蘇くまもと空港にも隣接し、空路・陸路両方で阿蘇地域への入口の役割を担っていたものの、移動の自粛による空港利用者の激減、阿蘇地域への観光客数の落ち込み、さらには飲食・宿泊等の事業者が苦境に立たされています。
こういった状況を打破するため、観光誘客に関して同じ課題を持つ3町村が連携し、地域の事業者と連携して「新しい生活様式」に基づく観光の周知徹底と、近くの県からの少人数旅行を目的にしたキャンペーンを実施することになりました。
とのことです。
去年にやっと豊肥本線や国道57号線が開通し、今年には新阿蘇大橋が開通する予定なのに、このコロナ・・・
ただでさえ熊本地震の影響で経済的に落ち込んでいるのに、コロナでの追い打ちという状況を考えると応援しなきゃ!って思えてきますよね。
キャンペーンの内容
- 第一弾:冬のおでかけスタンプラリー
- 第二弾:新春リアルすごろく
今回は、第二弾の「新春リアルすごろく」に参加してきました。
第二弾 冬のおでかけスタンプラリーについて
概要
2021年3月の新阿蘇大橋の開通まで長期間での阿蘇への滞在の機会を増やしたい!という想いで企画された新春リアルすごろく。3町村を盤面に見立てたすごろくで、各町村のポイントを巡ると抽選で豪華賞品が当たる上、ノベルティを先着3,000名に配布されます。
期間
令和3年1月4日〜令和3年2月21日
スタンプスポット:15箇所
大津町
・道の駅大津
・大津町まちづくり交流センター
・大津町ビジターセンター
・肥後大津駅
高森町
・奥阿蘇物産館
・阿蘇まるきち醤油
・高森湧水トンネル公園
・高森駅
・南阿蘇ビジターセンター
・高森町観光交流センター
南阿蘇村
・白川水源
・道の駅あそ望の郷くぎの
・南阿蘇ホリデーパーク
・ニコニコ饅頭(立野駅前)
・阿蘇ファームランド
投函場所:3箇所
・高森町:高森町観光交流センター
・南阿蘇村:道の駅 あそ望の郷くぎの(南阿蘇観光案内所)
・大津町:大津町まちづくり交流センター
参加方法
- 上記のスタンプスポットのどこかでチラシを手に入れる
- 高森エリア、南阿蘇エリア、大津エリアのスタンプスポットで「旅の行方みくじ」をひいて出た数字分を進む
- 出た数字分進んだ場所でスタンプを押していき、各3町村それぞれに2個以上スタンプを集める
- 投函箱設置場所にて投函
- 抽選で特産品5,000円相当が当たる!
先着特典
参加した感想
前回は全てのスタンプポイントを回るというルールで回ってみたが、今回は、純粋に企画通りすごろくを楽しむことにしてみました。
「旅の行方みくじ」で行き当たりばったりの旅を演出できて、ワクワクしながら次のポイントを目指すことができるし、行ったことのない場所で新しい発見もあるので、すごく楽しかった。
家族連れやカップルの旅にはオススメのキャンペーンだと感じました。
旅の醍醐味である非日常やイレギュラーを存分に楽しめる企画だと思いますよ!
ちなみに、今回も新しい生活様式でのおもてなしを促進しているとのことで、面白いポスターも発見!
楽しいイラストともに正しい旅の仕方がわかりやすく解説されていました!
※ポスターのPDFをダウンロードしたい方はこちらからどうぞ
さらに、LINEスタンプも販売中とのことで、コロナ禍の今、かなり使う頻度が高いスタンプがGetできますよー!
道路状況について
前回もご紹介しましたが、阿蘇地域への道路は平成28年度の熊本地震の影響で寸断されていましたが、2020年8月にはJR豊肥本線の全線開通、10月には国道57号線(現道、北側復旧ルート)が開通し、交通アクセスが劇的に改善され、2021年3月には阿蘇大橋が開通する予定となっています。
今回、すごろくに参加しようとしたのは、1月上旬でしたが、路面が凍結していたり大雪が降ったりだったので、一旦は断念し1月14日に再度挑戦しました。
1月14日地点では、雪は残っているものの道路の凍結は溶けていて安全に回ることができました。
お出かけの際は凍結などにお気をつけてください。
新春リアルすごろく:大津〜高森〜南阿蘇までの全スポット
【大津町エリア】
大津駅ビジターセンター
大津町まちづくり交流センター
【高森町エリア】
上色見熊野座神社
高森町観光交流センター
高森殿の杉
南阿蘇ビジターセンター
高森駅
【南阿蘇村エリア】
明神池名水公園
白川水源
道の駅あそ望の郷くぎの
今回は、純粋にすごろくとその地域を楽しもうということで、新春リアルすごろくに参加することにしてみました。
すごろくの台紙を見てみると、スタンプポイントにはスタンプのマークがあるけど、それ以外のポイントにはマークがありません。
これはおそらく、スタンプポイントに止まらなければスタンプが押せず次に進むための旅の行方みくじもひけないと判断!
そこで、「スタンプポイントに泊まれなかった場合は、1つ前のスタンプポイントまで戻ってスタンプと旅の行方みくじをひく」というルールで回ってみることにしました!
大津町ビジターセンター
前回は高森町から回ったので、今回は大津町から回ろうと大津町ビジターセンターにやってきました。
大津町ビジターセンターは、肥後大津駅と一体となっていて、北口の駅舎の中にあります。
すごく気さくな女性の方が居られて「今から観光ですか?」と話しかけてくださり、すごろくのことを聞くと「これ結構みなさん楽しんで回られていますよ」と教えてくださいました。
肥後大津駅から阿蘇くまもと空港への無料シャトルバスも出ているようですし、チラシやパンフレットもたくさんあるので、阿蘇への観光のスタート地点としてもってこいですね!
さてさて、すごろくの開始です!
まずはこのポイントでのスタンプを押して・・・
旅の行方みくじをひいてみましょう!
ガラガラと振ってみると「2マス進む」が出ました!
次は大津町まちづくり交流センターだ!!
大津町まちづくり交流センター
こちらでもすごく気さくに女性の方に声をかけていただき「今から回られるんですか?結構、楽しまれている方多いですよ」と教えてくださいました。
大津の人は優しい人が多いんだなぁ。
さて、スタンプスタンプっと!
前回同様、スタンプのレトロ感がすごくかわいいですね!
よし!2つ目のスタンプをゲット!!これで大津町は完了ということになりますね。
いざ!おみくじ!
おみくじをひいてみると・・・
あれ?数字じゃない!
「へぇー!こんなおみくじも入っているんだ!
見所を紹介してくれていて旅の参考になるなぁ」
と思ったら裏に数字が書いてありました!
おお!!!3マス!!!
これは悩むなぁ!!!
3マスなら南阿蘇村へ入ることができる「瀬田神社」に行くこともできるし、一気に高森町の「上色見熊野座神社」に行くこともできる・・・
「瀬田神社」に行くとスタンプがなくて1つ戻って道の駅大津に行くことになるので、一気に高森町に入ろう!!
ということで、高森町の「上色見熊野座神社」を目指すことに。
上色見熊野座神社
上色見熊野座神社は、漫画・アニメ『夏目友人帳』で有名な緑川ゆきさんの作品『蛍火の杜へ』というアニメ映画の舞台となり一気に人気パワースポットに。
まだ雪が残っていて石段は凍っている部分もあって滑りやすかったです(汗)
足の悪い人はお気をつけください。
進んで行くと徐々に薄暗くなっていき、ちょっと怖い感じですが、どこか神秘的なものを感じます。
森の中の参道には100基近くの灯籠が並んでいます。
あまり日光が差し込まないせいか、灯籠や階段は苔むしていて緑の世界が広がっています。
まさに神秘的な異世界への入り口。
お社の所にもまだ雪は残っていました。
上色見熊野座神社は『合格・必勝』や『商売繁盛』にご利益があるようです。
また、穿戸岩には、伝説上の神様?(健磐竜命の従者鬼八法師)が蹴って破ったと言われる縦横10メートル以上の大きな風穴(穿戸岩(うげといわ))があり、巨大な岩山を貫いていることから、どんな困難やどんな大きな目標でも必ず突破、達成できる象徴として人気のスポットです。
上色見熊野座神社にはスタンプも旅の行方みくじもないので、1マス戻って高森町観光交流センターに。
高森町観光交流センター
高森町観光交流センターは、投函箱設置場所にもなっているスタンプスポットです。
高森町の観光や町の魅力などの案内などがあります。
またバス停にもなっているので、多く町民も日常的に利用するので、地元の人たちとの交流も楽しめますよ。
さてスタンプとおみくじ!
高森町1つ目のスタンプゲット!
おみくじをひいてみると・・・
また3マス進む!!
これ戻る札とかは入っているのかな?
へぇ!!こんな所にも鬼滅の刃の関連があるんですね。
3マス進むなので、次は高森殿の杉ですね!
高森殿の杉
先ほどの高森町観光交流センターで、「高森殿の杉」のことを聞くと、「たかもりどんのすぎ」と読むそうで、
「昔、島津との合戦に敗れた高森城主・高森惟直とその家臣が自決した場所に樹齢400年を超す夫婦杉(めおとすぎ)が生えている」
と教えてくださいました。
さらに、女優の菅野美穂さんはこの杉に抱きついてパワーをもらった直後に堺雅人さんとの結婚が決まったことから、縁結びの御利益があるというウワサのパワースポットとして有名になったそうです。
ほんまかいな!!!と思いながら、駐車場もあるとのことで行ってみました!
駐車場に着くと阿蘇らしい光景が!!
牛さんがお出迎え!思わずパシャり!
阿蘇の雄大な山と牛さんのコラボが素敵ですね。
この牛さんはあか牛かな?
いざ高森殿の杉を目指そうと向かうと柵がしてあり、入れないのかなと思うと・・・
注意書きの看板に「手足の消毒を」と書いてありました。
消毒ポイントはこれですね。
まずは手の消毒から
靴の消毒はここでするようです。
ただの水たまりかなと思ったら消毒液が入っているみたい。
消毒完了!
道を進むぞ!!
少し歩くと丘のような場所へ。
まだまだ雪が積もっていて滑るので注意しながら先を急ぎました。
丘を登ると左に小道が・・・
その先を下ると
高森殿の杉発見!
興奮のあまり写真がブレちゃった・・・
菅野美穂さんは抱きついたようですが、今は柵の中には入れないようです。
それにしても400年以上もここで生き続けている杉ってすごいなぁ。
色々な歴史をここから見守ってたんだろうなぁ。
縁結びとしてだけでなく、歴史のロマンを感じたり自然のマイナスイオンをもらえたりで、いろんな意味でパワーをもらえる場所だなと感じました。
さて、高森殿の杉でパワーをもらったので、スタンプを押しに行こう!ということで、1マス戻ることに。
次は、南阿蘇ビジターセンターです。
南阿蘇ビジターセンター
南阿蘇ビジターセンターは、阿蘇くじゅう国立公園阿蘇地域の情報をジオラマやパネル、映像などを使ってわかりやすく紹介してくれています。
地形のことや火山のこと、植物のことなどを詳しく解説してくれているので、ここを訪れてから散策するともっと阿蘇の自然を楽しめるはずです。
スタンプとおみくじ発見!
早速おみくじをひいてみると・・・
なんと!!
1マス進む!
いや!1マス先の高森殿の杉から戻ってきたのよ・・・
1マス進んで高森殿の杉にいることにして、再度おみくじをひいてみることに
次は3マス進む!!
なんか極端だな(汗)
あ!でも、南阿蘇村に入れるルートだ!
ということで、高森駅へレッツゴー!
高森駅
南阿蘇鉄道高森線の終着駅。
駅舎の中には、数多くの漫画家のサインが飾られています。
これらは熊本地震の時に贈られたものだそうです。
駅前の駐車場には、人気漫画ワンピースのフランキーの像が先日設置されました。
フランキー像はかなり大きくて2m以上あるそうです!
スタンプポイントを発見!
早速、スタンプを押して、おみくじをひいて見ると、また進むの札が!!
本当に進むしか入ってないのかな?と思いながらも次のスポットへ・・・
明神池名水公園
今回、初めて知ったのですが、この明神池名水公園は「誕生水」と呼ばれる有名な池だそうで、色々な伝説や言い伝えなどがある面白いスポットでした。
毎分2トンの水が湧いていて、白川水源に次ぐ湧出量なんだとか。
モネの『睡蓮』みたいですよね。
水もすごく透き通っていてさすが湧水!!
やはり飲み水として汲みに来る人もいるみたいですね。
明神池名水公園の水は、飲むと安産を期待できるという言い伝えがあるようです。
面白い伝説もありました。
河童の恋愛物語ですね。
ポツンとたたずむ女性の河童と夕日が寂しげです。
公園の駐車場付近には、群塚神社という神社があって、産神様が祀られています。
実はこの明神池名水公園は、この群塚神社の敷地内にあることから「誕生水」としてのご利益があるようです。
さらに明神池名水公園の入り口付近には、明神そばというお蕎麦屋さんがあります。
名水を使ったそばなので、かなりおいしくリーズナブルにいただけますので、すごくおすすめです。
今回は、残念ながらお休みだったので、次回再チャレンジしたいです。
さてさて、明神池名水公園ではスタンプがなかったので、1マス戻らなきゃ!ということで、次は白川水源です!
白川水源
白川水源にやってきました!
水源繋がりですね!
白川水源にある売店の中にスタンプポイントがあるみたいです。
どこかなと探していたらありました!!
この時、平日の夕方ということもあって、お客さんは私1人だったのですが、お店の人が気さくに話しかけてくださって「このすごろくの企画面白いですよね!みなさん楽しまれていますよ!」と教えてくださいました。
早速スタンプを押してクジをひくことに。
おお!!また進むだ!!!
この札の裏を見ると・・・
「フランキー像の後ろには、ラディカルビーム用のコーラが3つも!」
え?え?今頃???
高森駅で確かフランキーの写真を撮ったぞー!
と思って見返してみると・・・
ほんまやー!!!!
というか、よくこの写真を撮っていたなぁと自分を褒めたくなった!!!
さてさて、次の目的地は・・・2マスだから・・・
とマップを見てみると!
投函箱がある道の駅あそ望の郷くぎのだ!!
道の駅あそ望の郷くぎの
ということで、最終目的地の道の駅あそ望の郷くぎのにやってきました。
到着した17時前には平日だったせいかどのお店も片付けをされていたので、まっすぐスタンプ&投函場所へ。
ありました!
最後のスタンプを押して・・・投函箱を探そう!
投函箱も発見!!
先着3000名がもらえる「新しか旅んエチケットかるた」も展示されています。
スタッフさんにお聞きすると、まだまだカルタももらえるそうです!
いざ投函!!!
これで今回の新春リアルすごろくも終了です。
まとめ
今回は10時すぎに熊本市内を出発して終了したのは17時すぎで、合計10箇所のポイントを回ることができました。
今回も、やっぱり自分達だけでは回らないようなスポットにも出会えて楽しかった!
旅の醍醐味でもあるハプニング性もあって、このすごろくの企画はすごく面白いと感じました。
コロナで県外への移動や旅行が自粛ムードになっている今だからこそ、地元の魅力を再発見するためにも、ぜひ熊本県内の人にたくさん参加してもらいたいです。
【2021/01/15~2/21】新阿蘇大橋『復興への光の架け橋』ライトアップ
実は、2021年1月15日(金)~2月21日(日)の間、毎日18時から新阿蘇大橋のライトアップ企画『復興への光の架け橋』が行われています。
2021年3月に新阿蘇大橋(仮称)の開通が予定されていますが、その直前企画として、新阿蘇大橋とその展望所のライトアップ『復興への光の架け橋』が開始しました。
新阿蘇大橋(仮称)を「熊本と阿蘇をつなぐ架け橋」「復興した未来へとつながる架け橋」「人と人とをつなぐ架け橋」のシンボルににしていきたいという願いが込められています。
<復興への光の架け橋>
・期間:2021年1月15日(金)~2月21日(日) 18:00~
・内容:新阿蘇大橋(仮称)と展望所のライトアップ
・企画:新阿蘇大橋活性化協議会
・協力:立野わかもん会
※国道57号(立野キャニオンロード)の展望駐車場からご覧いただけます。密を避けてお楽しみください。
※天候(降雪など)や社会情勢によって消灯する場合があります。
【第一弾の「冬のおでかけスタンプラリー」の様子はこちら】
新阿蘇大橋開通カウントダウンキャンペーン「冬のおでかけスタンプラリー」のポイント17箇所(高森町・南阿蘇村・大津町)全て回ってみてわかったこと