皆さん、こんにちは!日本生まれの世界人!!芋Vibes山下です!前回から『九州酒蔵探訪記』を連載させてもらっています!今回は、熊本県球磨郡あさぎり町の㈱堤酒造に行ってきました!
美味しい焼酎のためには、どんな妥協も許さない堤酒造
㈱堤酒造ってどんな酒蔵?
伝統の球磨焼酎以外にも芋、黒豆、かぼちゃ等の焼酎や、健康によいドリンクである発酵黒大豆搾り造るマルチな蔵元
伝統のカメツボ仕込みの他にもタンクで仕込む事も行っており、新旧一体の仕込みである。
芋焼酎の芋は自社農園がありそれを使用。
また、こだわりの素材からこだわりの焼酎を仕込み、大量生産による安売り、というのを避けてこだわりの地酒屋にて適正価格での販売を心がけている。
体験内容
今回参戦したのは、Glocal BAR 芋vibesオーナー山下紀幸、Glocal BAR 芋vibes研修生一名、常連日本人客3名、 計5名で焼酎の仕込みを見学してきました!
米焼酎の米の蒸し加減を、見て、食べて体感したり
米焼酎2次仕込みのタンクの攪拌を行ったり
㈱堤酒造オーナーの星原杜氏に焼酎に対する熱いおもいを聞きながら蔵内を見学させていただきました!
さらにオーナー自ら注いでもらって、麦焼酎、黒豆焼酎、リキュール、芋焼酎を試飲してきました!
星原杜氏が非常にフレンドリーでなんでもきさくにこたえてくれたところに非常に感動しました。
一般的なイメージだと杜氏さんはストイックで、寡黙な方が多いイメージだと思う上に、一部ではそういった杜氏の方も見てきました。
その中で星原杜氏は私達の質問一つ一つに丁寧かつ熱心に応えてくれました。
その中には『これも聞いて大丈夫ですか!?』
というような内容の質問も答えてくれました。
例えば・・・
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”imovibes (2-2).jpg” name=”芋vibes山下”]お客様に黒豆焼酎を詳しく説明したいのですが、造りに対しての苦労などを教えて下さい [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”hoshiharamorishi.jpg” name=”星原杜氏”]黒豆は製造前に浸漬するのですが水を含むと2.5倍程に膨れます。
仕込む量の設定がふくれぐあいにより変わるので非常に難しいです。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”imovibes (2-2).jpg” name=”芋vibes山下”]この焼酎の仕込み、清酒用酵母で仕込まれているようですが、もろみの温度管理は何度くらいにされてるのですか? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”hoshiharamorishi.jpg” name=”星原杜氏”]〇〇度で管理しています。(ここでは具体的な温度は企業秘密w)[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”imovibes (2-2).jpg” name=”芋vibes山下”]とても低いですね!はじめて聞きますその温度![/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”hoshiharamorishi.jpg” name=”星原杜氏”]香りがとてもいい香りになるんです。[/speech_bubble]
また、「星原杜氏にとって焼酎とは?」という芋vibes山下の質問に
『人と人とコミュニケーションをつなげてくれるアイテムである。』
という味以外の答えがかえってきて、Glocal BAR 芋vibesのコンセプトである『焼酎が人と人を繋ぐ』というのに合致したところに感動しました。
蔵元の方々はとても優しく、色々な種類のリキュールにも挑戦されているので総合的に挑戦を辞めない面白い蔵元さんだな、温かいなと感じました。
同行者の感想
[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”imocos01.jpg” name=”Aさん”]初めて製造中の焼酎のもろみ攪拌ができてとても楽しかった。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”imocos02.jpg” name=”Bさん”]蒸している米を食べたのも初めてで、家のご飯と比べると焼酎仕込み用のお米は製造のために、堅く蒸しあげているのを初めて知った。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”imocos03.jpg” name=”Cさん”]黒豆の焼酎を始めて飲んだが、黒豆のにおいがすごくした。美味しかった。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”imocos04.jpg” name=”Dさん”]木の樽貯蔵施設が大きくてびっくりした。全部飲んでみたい!![/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”imocosall.jpg” name=”皆さん”]試飲も飲みたい焼酎を飲ませてくれた上に、星原杜氏自らが注いでくれたので、特別で楽しかった。
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この酒蔵の商品はどのように楽しむのがおすすめ?
黒豆焼酎
お湯割りが断然おススメ。 星原杜氏のおススメもお湯割り。
黒豆の香りがほのかに立ち上がりその後に黒豆の甘さがスゥーっと口の中に広がります。
一緒に食べるのは、蒸した大豆や栗が合いそうです。ホッコリとした甘さが口の中で咲きそう。
蔵八ジョイホワイト
ワイン酵母
ロックで飲むのがおススメだが、星原杜氏は暖かい日にこれをソーダで割って飲むのがおススメとの事。
ワイン酵母のさわやかさがソーダで際立ちそうです。
つまみはあっさりしたものが合いそうです。 シンプルな味の濃ゆくない漬物があいそう。
極上堤
樽の香りが芳醇。ストレートか丸氷一個でゆっくりと食後に飲みたい。
つまみはいらない飲み物です。 イメージ的には 風呂上がりにガウンをきて、優雅な椅子に座り~ペルシャ猫を抱きながらゆっくり飲みたいです。
酒蔵・蔵元情報
・名称: 株式会社 堤酒造
・住所: 熊本県球磨郡あさぎり町岡原南390番地4
・電話番号: 966-45-0264
・創業: 明治11年(1878年)
・公式サイト: http://www.tsutsumi-syuzou.com/index.html
まとめ
この他にもぶっこんだ内容の質問、私生活に関する質問を矢継ぎ早に芋vibes山下からしました。
ここでは明らかに出来ない事が多いですがどれに対しても星原杜氏は、つつみかくさず応えてくれました。「ぶっちゃけこれってどうなんですか?」にもこたえてくれたのが星原杜氏。
蔵に行くともっともっとこだわりがストレートに知る事が出来る素敵な杜氏がいる蔵元さんでした。「より美味しい焼酎を造るためには、どんな妥協も許さない」という想いで作られた焼酎をぜひ飲んでみてください!
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