旅行先で困るのは、『どこに行っても人でいっぱい』という状態だ。よくゴールデンウィークなどに世のお父さんが口々に言うセリフだ。『どうせどこに行っても人でいっぱいだし、高いから旅行はやめておこう』一度は聞いたことがあるセリフだし、言ったことがあるセリフだと思う。しかし、このセリフを完全に覆す裏ワザがあるとしたら??知りたくならないだろうか?これでお父さんのあのセリフを封じることができるぞ!ということで、今日は実際に旅好きの私が日本でも海外でも効果のあった裏ワザをご紹介する。
旅行先の混雑を避けるたった1つの方法
キャパの小さい場所へ旅行する
いきなり裏ワザの答えを発表しよう!その答えは、『キャパの小さい場所へ旅行する』のだ。キャパとは、収容人数のことだ。どういうことかというと、大人数を収容することができない場所へ旅行するのだ。お店などで考えるとわかりやすい。収容人数が小さいお店へ行く。つまり、小さなお店で席数が少ないお店に行くということだ。小さなお店には大勢は入ることができないので、混雑はしないという逆転の発想だ。このお店という概念を地域や場所に置き換えると考えやすくなるぞ!
小さいお店はすぐに混雑するんじゃないの?
そう!その通り、小さなお店はすぐに席がいっぱいになって満席、もしくは混雑してしまう。しかし、ちょっと待って欲しい。その小さなお店のある場所はどこを想定しているだろうか?おそらく、人気観光地にある小さなお店ではないだろうか?もし、そうだとしたらこの裏ワザは使えない。
考え方は掛け算:地域×場所×キャパ
先ほどはお店だけで考えたが、これを観光地などの場所と地域にも広げてみよう。
例えば、GWや夏休みの旅行シーズン真っ只中に大人気の観光スポットや地域に旅行するとなると、ホテルなどの宿泊施設も名物料理を食べるお店も混雑していて予約すら取れないことが多い。
そこで、出てくるのが、この掛け算の公式。これとキャパの概念を合わせると見事に旅行先で観光客の混雑を避けて、しかも一生思い出に残る旅行ができるのだ。
■旅行先決定手順
- まず地域として、大人気ではない地域、つまりマニアックな地域を選定。
- その地域でホテルなどの宿泊施設を予約
- そのホテル周辺で有名な個人店をホテルの人や地元の人に聞く
手順としては上記の3つだけだ。
さびれた所を旅行しろということ?
と思う人もいるだろう。しかし、答えはNOだ!!!上記では「大人気ではない地域」と述べたが、そこが必ずしもさびれているとは限らない。例えば、熊本で言えば、熊本市街地や阿蘇は大人気でシーズン中はホテルなども取りにくい。しかし、少し離れた、天草・山鹿・菊池・植木・人吉・芦北・八代・・・などなどはあまり有名ではないものの見どころはたくさんあって十分楽しめる地域でもある。こういった場所を事前にリサーチしてマニアックに旅行するのはすごく楽しいのだ。
メリット
この「大人気でない地域」へのマニアックな旅行のメリットとして、今まで私が経験した”お得体験”をご紹介。
- リサーチを家族全員で行ったので忘れない
- 子どもにしおりを作らせて学ぶ機会にできる
- 一つの物事を掘り下げる力が身につく
- 混雑を避けることができる
- 大人気観光地用の料金より安く同じものが買える
- しかも、量はかなり多い
- 大人気の観光地ではないので、地元の人が喜んでくれる
- 地元の人が本当においしく安い地元食材のお店を教えてくれる
- お店の人がすごくサービスしてくれて安く大量に食べれた
- そういった地元の人と仲良くなり未だに繋がっている
極上の静かさと豊かな旅行をしたい人へ
究極的に混雑を避けたい人は、上記の掛け算に『時間・時期』という考え方を追加すると本当に静かな旅行ができると思うぞ!例えば、オフシーズン×大人気でない観光地×小さな旅館という形で旅行すれば、混雑に合わずより豊かなサービスを受けて旅行を満喫することができるはずだ!
まとめ
- 大人数を収容することができない場所へ旅行する
- 大人気じゃない観光地の選定
- リサーチすることで思い出を増やす
- 地元の人とのふれあいでお得体験を増やす
- 時間や期間も考慮すればさらに静かに豊かな旅行に
よくよく考えてみると、ごくごく当たり前のことを文章にしただけの話なのだが、これが意外に実践している人は少ないのである。旅行というと人気観光地に行くのが旅行と思っている人も多い。しかし、旅行の目的を考えるとどうだろうか?本当にその人気観光地へ行くことが本当の目的だろうか?
実際にこの旅行方法で私はいろいろな観光地で楽しむことができたし、今も思い出に残っていて、家族と思い出話ができたりしている。騙されたと思って試してみていただけるときっと楽しい旅行ができるはずだ。
[…] 参考URL:観光地の混雑回避する旅行 […]