熊本でポケモンGO:立ち入り禁止区域で下敷きに?!知っておくべき3つのこと。

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世界中がポケモンGoに夢中になっているニュースが毎日のように聞こえてくるが、今週あたりから夏休みに突入し、子どもたちも休みになっていて、一日中ポケモンGoをする子たちも出てきているようだ。しかし、熊本県内でのポケモンGoの利用は、他の他府県での利用とは違った注意が必要なので、念のためお知らせしておく。

熊本でポケモンGOをする時の3つの注意点

熊本地震の影響での立ち入り禁止区域で遊ばない!

熊本地震義援金

熊本ならではの注意点の一つ目だが、ご存じの通り、熊本には地震の影響を受けて倒壊の恐れのある建物、文化財や道端の塀などがあり、立ち入り禁止になっている区域が結構あるのだ。有名な場所では熊本城などがそれにあたる。しかし、ポケモンGOのゲーム上で、それらの危険な立ち入り禁止区域がポケストップやジムの場所として設定されているのだ。現に、立ち入り禁止の熊本城で20代男性が「ポケモンGOをしたいので禁止区域内に入らせてほしい」と警備員に話しかける事案が発生している。

この他にも、地域に根差したお宮さんなどが倒壊の恐れがある建物として立ち入り禁止にされている所もあるのだが、そういった古い建物がポケストップとして設定されており、子どもたちが入ろうとしていて危険なのだ。

IMG_0747▲これは私の自宅近くの倒壊の恐れのある立ち入り禁止区域のお宮さん

IMG_0748▲危険な場所にも関わらず「近づいてください」と表示される

もし、こういった倒壊の恐れのある場所に入っている間に、余震が起きて倒壊すれば、建物の下敷きになってしまう可能性もあるのだ。子どもや大人もそうだが、親御さんもお子さんがこういう場所に近づかないように十分に気を付けて欲しい。

解体中や建設中の家屋の敷地内に入らない

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立ち入り禁止区域と同様なのだが、熊本では地震の補修工事をしていたり、解体をしていたり、新たに建設中の建物や家屋がたくさんある。そういった場所へも入らないようにして欲しい。また、当然ではあるが、無断で人の土地や家の敷地内などに入るのも法律で禁止されているので、ご注意を!

 

熊本県も注意喚起!

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先ほどの熊本城の案件もあって、熊本県も注意喚起をしている。

「ながらスマホ」に注意!!

「運転しながら」「自転車に乗りながら」「歩きながら」のスマートフォンを含む携帯電話等の使用は非常に危険です。
大きな事故につながる可能性が高くなりますので、絶対にしないようにお願いいたします。

また、7月22日にスマートフォンアプリによる位置情報ゲーム「ポケモンGO」が日本でも配信されました。
先に配信されていた海外各国では「ながらスマホ」による交通事故等も発生しています。

これらを受け、内閣サイバーセキュリティセンターより注意喚起が行われています。
交通事故だけでなく、様々なトラブルに対する注意がなされています。
資料の内容をご確認いただき、交通事故や犯罪被害に遭わないようご注意ください。

熊本県ホームページより

 子どもたちへの注意喚起のチラシも内閣サイバーセキュリティセンターから配布されているので、下記から印刷してご利用いただければ幸いだ。

注意喚起資料(内閣サイバーセキュリティセンター)

危険な場所を発見したら削除依頼!

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ポケモンGOを開発したのは、任天堂ではなく、ナイアンテックというアメリカの会社。なので、危険な場所を発見して問合せを任天堂にしても対応してもらえない可能性が高いのだ。しかし、ナイアンテックという会社に削除依頼を直接するときちんと対応してくれるぞ!

削除依頼やトラブル報告の専用サイトも作ってくれているので、安心して相談ができるぞ!

ちなみに先ほどの熊本城はすでにポケストップから削除されている。

 

せっかくの画期的なゲームなのだから、マナーと安全を守ってしっかり楽しんで欲しい。それにこれを機会にどういったマナーが必要なのか、どういった場所が危険なのかなどのお話を子どもたちと話す機会として利用してもらえれば幸いだ。日常に潜む危険性を学ぶ良い機会なのかもしれない。