一度は訪れたい国の有形文化財「長崎次郎喫茶室」昔ながらのプリンがたまらない

中心地から少し離れた、落ち着きのある城下町・新町。いたるところに歴史ある建物が残っているこの城下町に、1度は訪れていただきたい「喫茶店長崎次郎喫茶室」があります。

長崎次郎喫茶室は新町の電車通り沿い

熊本市中央区新町の「長崎次郎書店」は、明治7年創業で熊本最古級の書店といわれています。国の有形文化財にも指定されており、大正13年に建てられた歴史の古い建物です。

この長崎次郎書店の2階が喫茶店になってることをご存じでしょうか？その喫茶店が今回ご紹介する「長崎次郎喫茶室」です。2014年7月に1階の「長崎次郎書店」がリニューアル、同年10月に「長﨑次郎喫茶室」がオープンしました。

新町電停そばにあり、佇まいからすぐに見つけられると思います。長崎次郎書店の向かって右手に看板が出ています。

長崎次郎喫茶室には、右側にあるこちらの階段を上っていきます。

長崎次郎喫茶室は周辺にあるタイムズの駐車場と提携していて、喫茶室利用2,200円で100円分のサービス券がもらえますので、ぜひ利用しましょう。

長崎次郎喫茶室の店内

レトロでなんとも落ち着く店内。思ったよりも広くテーブル席がいくつもあります。

おすすめは、奥の方のテーブル席。半個室っぽい雰囲気で落ち着いて過ごせます。

窓際の席からは、新町電停がすぐそばなので路面電車の往来をゆったりと眺められます。

さすが、書店の2階ということもあり、新旧さまざまな書物がずらりと置かれています。

壁を見ると、熊本の歴史も感じることができます。

村上春樹さんのメッセージも見つけました。こちらに来られたんですね。

テーブルには、お客さんのメッセージがたくさん書かれたノートも置いてあります。常連さんから、県外からお越しの方まで、この場所で過ごした方の気持ちが綴られています。

店内を少しウロウロすると、ちょっと面白いものがたくさん見つかるかもしれませんよ。

長崎次郎喫茶室のメニュー

長崎次郎喫茶室は、コーヒー・紅茶・ココア・メロンソーダなどのドリンクや、軽食、スイーツなどが用意されています。なんと、ビールやワインなどお酒も飲めます。

プリンとフレンチトーストがとくに人気で、売り切れになることもあるそうです。チケットを購入すると、少しお得に楽しめるようですね。

プリンとコーヒーで一休み

今回は「クラシックプリン 770円」を注文。

とろとろなプリンもおいしいですが、昔ながらのプリンで嬉しいです。

スプーンを入れるとわかる、しっかりとした固めのプリン。上に飾られたホイップと凍ったブルーベリーも一緒に、ゆっくりといただきました。シンプルでとってもおいしいです。

「つめたい珈琲 660円」も注文しました。プリンと一緒にブラックでいただくと、ちょうど良いバランスでホッと一息つけます。ミルクとシロップも頼んでおくといただけます。

お土産もどうぞ

コーヒーや紅茶などのドリップパックや、コーヒー豆も購入できます。お土産に買って帰ると喜ばれそうですね。

長崎次郎喫茶室の店舗情報

昔ながらの雰囲気が魅力の長崎次郎喫茶室

レトロな雰囲気でとても落ち着ける長崎次郎喫茶室。店内へ入れば、ゆったりとした時間となんだか懐かしさを感じる空間を味わえます。きっと誰もが「もう一度行きたい」と思えるような喫茶店です。ぜひ一度訪れてみてください。