熊本市民……とくに東区民にとって、文字通り、身近なオアシスが水前寺江津湖公園。
その広大な公園は5つの地区に分かれていて、最下流部とされる広木地区は、辺ならではの植栽と、水辺を辿るジョギング・ウォーキングのコースが清々しいっ。
見通しの良い広ーい芝生広場もあって、5つの地区の中でもピクニック向け?家族連れもカップルも「くつろぐ」には、断然ここ、広木よね。
どうせ家族連れでもカップルでもないワタシ=お一人様だって……ときどき訪れて、コースを早歩き!
四季折々の水辺の草花に向けられる同地区のホスピタリティは、全国的にも希少なミズアオイが咲くことでも知られています♪
ということで、今回は、水前寺江津湖公園に咲くミズアオイについてご紹介!
熊本市水前寺江津湖公園 広木地区
水前寺江津湖公園と言っても、かなり大きい公園で、南東に約5km、長さ2.5km、周囲6kmの江津湖の周辺に立地しています。
本当に大きな公園なので、5つの地区、水前寺地区・出水地区・上江津地区・下江津地区・広木地区に分類されています。
遊歩道やサイクリングロード、ジョギング・ウォーキングコースが整備されていたり、
芝生が広がる場所や湧水広場などもあり、
休日にはアスレチックで遊ぶ親子連れからノルディックウォーキングを楽しむ年配の方など多くの人が自然を楽しんでいます。
おっと!
今回は水前寺江津湖公園に咲くお花、ミズアオイの紹介だった(汗)
ここからミズアオイの紹介、いってみよ〜!
水前寺江津湖公園に咲くお花ミズアオイ
広木地区のジョギングコース沿い、水辺に咲くミズアオイ。
開花のタイミングは地元の新聞でも取り上げられるほど……実は希少なお花です。
ミズアオイはツユクサ類に属す淡水植物で、全国的に自生する一年草。
でも、河川の汚染、水田での除草剤使用など生育環境の悪化で年々数は減少していて、絶滅危惧種にも指定されているの。
熊本県では、ここ広木地区と益城町の一部でしか見ることができないそう。
水面からスマートに、スラーっと立ち上がるいでたちと、可憐な青紫色の花弁が艶っぽいミズアオイ……素敵♪
公園事務所によると、今年は害虫被害が大きかったようで、開花本数は少なめなのだとか。
夏から秋にかけてが開花時期のミズアオイ。
とくに広木地区では「9月いっぱいが見頃」とのこと!
水辺には手裏剣も、トランペットも……畳まで
広木地区のお花は他にも!
芝生広場にも、コース沿いにもびっしり茂る、メリケンムグラ。
ご覧のように、見た目はまるで手裏剣。
本当に小さいんだけど、精巧な十字型。
遠くから見ると、草むらをキラキラ輝かせる光源みたい。
でもこの花、周辺他の植物の生育をジャマするくらい、空気や水分を奪う発達旺盛な品種で、場所によっては雑草に分類されているとか……。
ポツン……と、他の花からはキープディタンス。
トランペット状のピンクの花弁を誇示するのは、サフランモドキ。
「わたしキレイでしょう?」と言わんばかりの存在感です!
他にも同地区には、畳の原料になるイグサ、セリやショウブなど、水辺に育つ代表的な植物がたくさん!
※こちらで紹介したお花はワタシ調べです。解説が違ってても、悪しからず笑。
ウォーキング・ジョギングコースは中級向け3.8kmと上級向け7.8km!
広木地区のコースは……なかなか本格的。というか、距離長め。。。
キャパシティ十分な駐車場からコースまでが近くって、コース全体の見通しも良いからかしら?
早朝からウォーキング、ジョギングをされる方の姿が目立つのも同地区の光景。
ワタシの早歩きはいつも、3.8kmコース!
コース上にはところどころ、道標があるので迷いません。
必死に歩いてて余裕がないときって、慣れたコースでも道標に助けられることもあるわよね(ワタシだけ?必死すぎ?)。
水前寺江津湖公園のミズアオイは9月いっぱいが見頃
園内の他地区には水遊びやボート乗り場、動植物公園があったり、さらに湖畔の風景鑑賞ができたり、……と、楽しみ方もさまざまな水前寺江津湖公園。
その中でも「水辺ならでは」を静かに体感するなら、ここ広木地区かしらね。
現在は感染症対策で休憩所は閉まっているけれど、お手洗いも自動販売機も数ヵ所ある……という、ホスピタリティもGOOD♪
水前寺江津湖公園のミズアオイは、9月いっぱいが見頃ということなので、ぜひこの連休に探しに行ってみては?