熊本・冬の風物詩「黒川温泉 湯あかり」 竹の灯り揺らめく幻想的なライトアップ

今年で6回目の開催となる黒川温泉の「湯あかり」。2012年、放置竹林から地域の環境や景観を守るため、竹の間伐と再生活動の一環として始まった。毎年、熊本・黒川温泉の冬の風物詩として多くの観光客から注目を集めている。そんな黒川温泉の「湯あかり」が今年も開催されているのでご紹介。

黒川温泉 湯あかり

2017年度の新しい取り組み5つ

ライトアップの距離が長くなる

ライトアップする総距離を200m から300m まで延長。距離を伸ばすことにより、国道沿いからも湯あかりを 眺めることができるようなり、より幻想的な空間になっている。

 

南小国町の他温泉地もライトアップ同時開催

今回は黒川温泉街だけでなく、南小国町にある他の温泉地の 皆様とも協力して、南小国町観光協会の声かけのもと、南小国町の他の温泉地「白川・小田温泉」「満願寺温泉」「田 の原温泉」「大谷山ゴンドシャロレー」にも灯籠を設置して、地域の広い範囲で湯あかりライトアップを実施中。

 

ボランティアと共同作業

12月10日に、熊本大学の学生や一般の方15名が湯あかり作業にボランティアとして参加。灯籠作りや配線繋ぎ作業を行ったそうだ。お昼ご飯は女将のまかないカレー、作業後は露天風呂を楽しんむ事もできたそうだ。

 

「入湯手形」景観支援キャンペーンを開催

黒川温泉では入湯手形を使うと3ヶ所の露天風呂に入ることができるが、時折2ヶ所まで使用して1ヶ所 使わずに帰られる人もいるそうだ。そこで、その未使用分を戻すと160円が湯あかりの活動に充てられるというキャンペーンを実施している。手形も無駄にせず、景観も維持できる取り組みなので、ぜひこのキャンペーンを利用していただきたい。

キャンペーン期間は2018年1月1日〜4月1日を予定

 

使用後の竹は炭焼きにして再利用

使用した竹は炭焼きにして、竹炭として最後まで使いきるそうだ。

 

湯あかりの様子

 

開催期間

平成29年12月22日(金)~平成30年4月1日(日)

 

時間

日暮れから22時まで

 

場所

黒川温泉街 川端通り/やまびこ旅館 川沿い

 

公式イベントページ

http://www.kurokawaonsen.or.jp/free/yuakari2017

 

お問い合わせ

TEL:0967-44-0076 (黒川温泉観光旅館協同組合)

 

まとめ

いかがだろうか?温かな温泉と美味しい食事の後は少し足を延ばして温泉街を散策するのも風情があって旅情を誘うはずだ。ぜひ、竹の明かりが揺らめく幻想的な空間で大切な人との楽しい時間を過ごしていただきたい。