【熊本ニュース】ハートが浮かび上がる『恋人の聖地』18日復活 美里町の二俣橋、供用へ

2016年の熊本地震で被害を受けていた石橋が熊本県美里町にある。その橋がようやく復旧工事を経て11月18日より復活するのだ。

 

ハートが浮かび上がる石橋『恋人の聖地』復活

どんな石橋?

石橋の名前は、二俣福良渡[ふたまたふくらわたし]という。1829年に建設され、その翌年の1830年にはL字になるように追加で、二俣渡[ふたまたわたし]という橋がかけられ、兄弟橋となった。二つの川にL字型で二つの橋がかかっているのは全国的にも珍しいようで、観光客や愛好家に人気のスポットとなっている。

熊本地震では、後からできた二俣渡[ふたまたわたし]は崩れなかったが、先にできた二俣福良渡[ふたまたふくらわたし]は壁石が崩落しアーチ部分にもひずみができたため、使用禁止になり復旧工事が進められてきた。

 

ハートが浮かび上がる石橋

この兄弟橋の最大の特徴は、ハートが川の水面に浮かぶことだ。
二俣福良渡から二俣渡を眺めると日光が差し込み、川の水面にハートが浮かび上がるのだ。その光景から「恋人の聖地」と呼ばれている。しかし、このハートは時期も時間も限定的で、10月~2月の正午前の約30分間だけしか見ることができない切ないハートなのだ。

 

11月18日より復活

そんな「恋人の聖地」のハートが浮かび上がる石橋が11月18日より復活し一般公開される。ちょうどハートが見える時期なので、ぜひ見に行ってみたいものだ。

 

元ネタはこちら

恋人の聖地、18日復活 美里町の二俣橋、供用へ(熊本日日新聞)

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