【へき】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今週の熊本弁・方言は『へき』

今週の熊本弁は、熊本県に来て初めて「体のこんな所にも名前がついてるんだ!」とびっくりした熊本弁だ。

 

使い方

「へきがいとうして、いとうして」

「今日はなんかへきのいたか〜」

 

 

関西弁で言うと

「肩、いとうて、いとうて」

「今日はなんか知らんけど、肩痛いわ〜」

 

 

標準語

「肩が痛くて、痛くて」

「今日はなんだか肩が痛くよ〜」

 

 

意味

背中の上の方 / 肩甲骨の辺り / 僧帽筋の辺り

 

語源を勝手に妄想してみる

語源は全く想像もつかない。だって、肩甲骨の辺りに名前をつけるなんて・・・

しかも「背中」部分を表す熊本弁はまた別にあるのだ。その呼び名もすごく変わっている。なんと「ごちゃ」と呼ぶそうだ(笑)

 

まとめ

厳密に言うと「肩」ではないが、関西弁や標準語には「へき」に当たる名前がないので、便宜上「肩」とした。強いて言うなら「肩甲骨の辺りが痛い」と言うことは関西弁でもあるかもしれないが、この部分に名前がついてるなんて想像もしてみなかった(笑)

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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