【らす】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今週の方言・熊本弁は『らす』

今週の熊本弁は、単独の言葉ではなく活用形だ。

 

使い方

「バス、全然こらっさんばい」

「ほれ!もう寢らすばい」 

 

 

関西弁で言うと

「バス、ぜんっぜんきよらへん!」

「ほら!もう寝よるで!」

 

 

標準語

「バス、全然こないね」

「ほら!もう寝るみたいだよ!」

 

意味

動詞「する」の活用形。第三者(三人称)の行動に対する語尾

 

語源を勝手に妄想してみる

語源は、謎だ。なぜ「らす」になったのか・・・「~しよらす」とも聞いたことがあるので、もしかしたら「しておられる」という尊敬語からの派生なのかもしれない。

 

エピソード

この「~らす」という響きは熊本弁を代表する響きだ。関西弁の「~しよる」とほぼ同じ活用なので親しみやすい。ただ音的にまだ使いこなすには違和感を感じてしまうのだ(笑)

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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