【離合】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

熊本弁講座離合

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『離合』

もしかしたら今日の熊本弁は熊本弁ではなく、標準語なのかもしれない。ただ単に私が言葉を知らないだけなのかもしれないが、この言葉は熊本に来て初めて聞いた。しかし、熊本では結構多くの人が普通に使っている。

 

使い方

「あすこの広かとこで離合しなっせ!」

「やっと離合できるくらいの道」

 

 

関西弁で言うと

「あこの広いとこで対向したええねん!」

「やっとこさ対向できるくらいの道」

 

 

標準語

「あそこの広い所ですれ違いなさい」

「やっとのことで行き違えるくらいの道」

 

意味

(車と車が)行き違うこと/すれ違うこと/対向すること

 

語源

語源は、文字のごとく、合って離れていくさまを表している。

 

エピソード

多くの熊本の人が「この言葉は標準語だ」と思い込んでいるが、違うのだ!でも、熊本弁でもないようだ。実は広島より西側ではよく使われている言葉だそうだ。詳しくは、こちらをどうぞ→ http://j-town.net/tokyo/research/results/125093.html?p=all

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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