【なっせ】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

熊本弁講座なっせ

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『なっせ』

熊本で一番愛情を感じた命令文。今日はそんな方言をご紹介。

使い方

「こっちきなっせ」

「食べなっせ」

「飲みなっせ」

そぎゃんこつしとったら、うっぱずるけんやめなっせ

 

関西弁で言うと

「こっちきなはれ」

「食べなはれ」

「飲みなはれ」

「そないなことしとったら、取れてまうでぇ」

 

標準語

「こっちにきなさい」

「食べなさい」

「飲みなさい」

「そんなことしていたら、外れてしまうからやめなさい」

 

意味

~しなさい(愛情や思いやりを込めて)/~してくださいね

 

語源

語源は、「~しなさい」が短くなってできたものだと考えられる。

 

エピソード

関西弁にも「~しなはれ」という愛情と思いやりを込めた丁寧語?敬語?があるのだが、それに感覚がすごく似ている。やはり熊本弁と関西弁には何か共通するものを感じる。

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

 

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