【くろち】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『くろち』

今日の熊本弁はなんとなくわかるかもしれないが、音だけ聞いていると全く理解できないかもしれない。

 

使い方

「いたかとおもったら、くろちんよとった!」

 

標準語

「痛いと思ったら、内出血ができていた!」

 

 

関西弁で言うと

「痛いおもたら、青タンできとった!」

 

 

意味

内出血/青あざ/青タン

 

語源

黒血と書いて(くろち)と読むそうだ。関西や関東でいう「青タン」の発想に似ているが、大きな違いは、青タンは「できる」と表現するのだが、黒血は「よる」と表現するのだ。「黒血がよる」と表現するらしいのだが、「が」は「ん」と表現されるので、「くろちんよった」となるのだ。

 

エピソード

「くろちんよった」という音だけ聞いたら何か全く理解できないが、漢字を見た時になんとなく理解できた。いやぁ、熊本弁奥が深い!

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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