【からすまがり】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『からすまがり』

今日の熊本弁は絶対にわからないはず。からすまがり。「カラス」が曲がる?京都の烏丸?狩り?

 

使い方

「あいたっ!からすまがりした!」

 

標準語

「痛っ!足つった!」

「痛っ!こむら返りした!」

 

関西弁で言うと

「いったぁ!足つった!足ちぎれそう!」

「いったぁ!こむら返りした!死ぬー!」

 

 

意味

足がつる/こむら返り

 

語源

平安時代の初期の言葉だそうで、「ふくらはぎ」のことを、「から」と呼んでいたそうだ。そして、「筋」のことを「す」と呼んでいて、「ふくらはぎの筋」が「からす」となったようだ。そして、足をつった時、ふくらはぎが変形するところから、「まがり」が合体して「からすまがり」となったそうだ。ちなみに感じで書くと「空素曲」と書くそうだ。

 

エピソード

初めて聞いた時はパニックになった(笑)妻のお母さんが急に「からすまがったぁ!!!」と叫んでのたうち回ったのだ。初めて聞いた私は「ん?カラス?鳥の?曲がる?ん?」と思いながらも、義母の悲痛の叫びを聞いて何が起こったかわからずオロオロするばかりだった(笑)今となっては笑い話だが、強烈なインパクトとともにこの言葉を覚えたことを思い出すたびに、笑いがこみ上げてくる。

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

その他の熊本弁まとめ

以下のページでその他の熊本弁もご覧いただけます!

ぜひ、ご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓
kumamoto-dialect-banner