【おめく】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『おめく』

今日の熊本弁も厳密にいうと熊本弁ではないそうだが、現在は他の地域ではあまりこの言葉は使われていないので、事実上熊本の方言になったようだ。

 

使い方

「そぎゃん太か声でおめかんでちゃ 聞こゆるばい」

「そぎゃんおめくなよ」

 

 

標準語

「そんなに大きな声で叫ばなくても聞こえるよ」

「そんなにわめくなよ」

 

 

関西弁で言うと

「そないにデカい声で叫ばんでも聞こえとるわい!」

「そないにわめくな!アホちゃう?」

 

 

意味

(大きな声で)叫ぶ/わめく

 

語源

もともとは標準語として昔は使われていたそうだ。その証拠に「わめく」をPCで変換してみると「喚く」という漢字が出てくる。そして、「おめく」もPCで変換すると「喚く」同じ漢字が出てくるはずだ。もともとは古語で「をめく」と書いていて、「叫び声をあげる」「わめく」という意味だったそうだ。

 

エピソード

熊本弁は昔の言葉が残っていることが結構多いので、聞いていても調べても結構楽しめるのだ。

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

その他の熊本弁まとめ

以下のページでその他の熊本弁もご覧いただけます!

ぜひ、ご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓
kumamoto-dialect-banner