【ひちゃかちゃ】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)


今回の熊本弁はもしかしたら全国的に理解しやすいし想像しやすい熊本弁かもしれないぞ!

 

熊本弁・方言『ひちゃかちゃ』の使い方と意味

使い方

「引っ越ししたけん、まだ家ん中のひちゃかちゃしとる

「ひちゃくちゃ忙しかったばい」

「あやつに任すとひちゃかちゃになるばい」

 

 

大阪弁で言うと

「引っ越したばっかよってに、まだ家ん中グチャグチャやわ」

「めっちゃ忙しかったわ/ドチャクソ忙しかったわ」

「あいつに任せたらわやになるで」

 

京都弁で言うと

「引っ越ししたてやさかい、まだ家の中グチャグチャどす」

「えらい忙しかったわ」

「あのお方に任してたらわやくちゃになりますえ」

 

 

奈良弁で言うと

「引っ越したばっかやさかい、まだ家の中グチャグチャやわ」

「ごっつ忙しかったわ」

「あいつに任してたらめっちゃめちゃになるで」

 

 

標準語

「引っ越したばかりだから、まだ家の中無茶苦茶だよ」

「とても忙しかったよ」

「あの人に任せてたら無茶苦茶になるよ」

 

 

意味

無茶苦茶 / とても / 非常に

 

語源を勝手に妄想してみる

語源は「無茶苦茶」からだろう。「しちゃかちゃ」とも言うらしい。

 

まとめ

「ひちゃかちゃ」「しちゃかちゃ」と地区によって言い方が違うそうだが、関西弁にも通じるところがあるので、今回は理解しやすかった。関西は「わやくちゃ」や「わや」と言ったりするのだが、「状態がダメになる」と言う意味では「わややわ〜」と言ったりする。熊本弁でもそういう使い方はするのだろうか?「そんなことするとひちゃかちゃだよ〜」みたいに?

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。
※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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