【うろんころん 】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

今週の熊本弁もすごくかわいい熊本弁だ。音的にもうたまらん響きで聞くたびにキュンとしてしまう・・・

 

熊本弁・方言『うろんころん』の意味と使い方

使い方

「せっかく来たけんもう少しうろんころんしてみるたい

「まだ時間あるけんその辺ばうろんころんしときなっせ」

 

 

大阪弁で言うと

「せっかく来たんやしもうちょいウロウロしようや」

「まだめっさ時間あるさかいその辺ウロウロしとき」

 

京都弁で言うと

「せっかく来たんやさかいも少しウロウロしまへんか?」

「まだ時間あるしその辺ウロウロしはりはったらどうおす?」

 

 

奈良弁で言うと

「せっかく来たよってにもうちょいウロウロしょうや」

「まだ時間あるよってにその辺ウロウロしてきぃ〜」

 

 

標準語

「せっかく来たんだからもう少しウロウロしてみようよ」

「そまだ時間もあるからその辺ウロウロしておいで」

 

 

意味

ウロウロする / 散策する / 徘徊する

 

語源を勝手に妄想してみる

語源はもちろん「ウロウロ」するからだろう。しかし、転々と場所を変える様が「コロン」という言葉で表現されているのではないだろうか?

 

まとめ

「うろんころん」というこの熊本弁を初めて聞いた時は、「うどんのことか?」と思ったり、「うどん屋さんする時にはお店の名前にいいかもしれない」とも思ったが、よく考えると「ウロウロする」という意味では、お店が転々としたらあかんので「使えないな」と意味不明なことを考えていた(笑)

それにしてもなんてかわいい熊本弁なんだ。

すごくキュートでキュンとする音の並び・・・

これだから熊本弁はかわいいんだな。

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。
※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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