【さかたくりん 】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

今週の熊本弁は、響がかわいくて、非常に熊本弁っぽい熊本の方言。

 

熊本弁・方言『さかたくりん』の意味と使い方

使い方

「ぬしゃ!そらさかたくりんたい!」

「階段かりさかたくりんにつこけた」

 

 

大阪弁で言うと

「自分!それてれこやないかい!」

「階段から思いっきりおってもた!」

 

京都弁で言うと

「あんさん、それてれこになってますえ?」

「階段からおってん」

 

 

奈良弁で言うと

「おまはん!それてれこやで!」

「階段からおってしもてん」

 

 

標準語

「君!それ逆さまだよ!」

「階段から逆さまに転んだ」

 

 

意味

逆さま / 真っ逆さま / 逆 / 反対

 

語源を勝手に妄想してみる

 

語源はきっと「さかさま」からだろう。熊本弁では「〜のような様(さま)」と言う言葉を「〜りん」と表現することが多い気がするので、「逆さ」+「さま」で「さか」+「〜りん」が合体したのだろう。

 

 

まとめ

関西弁では「逆さ」のことを「てれこ」と言う。これも古語らしく、元々は関西の歌舞伎用語だそうだ。特に京都と大阪では今でも頻繁に使われている。

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。
※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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