【なおす 】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)


今週の熊本弁は、熊本弁としては有名な方言で、熊本県民が関東に出て初めて「あ、熊本弁だったんだ!」と気づく熊本弁として有名。だが実は・・・

 

熊本弁・方言『なおす』の意味と使い方

使い方

「こんペンばなおしてはいよ」

「ちゃんとなおさんね!」

 

 

大阪弁で言うと

「このペンなおしといて〜」

「しっかなおしとけや!」

 

京都弁で言うと

「このペンなおしておくれやす」

「ちゃんとなおしといてぇ」

 

 

奈良弁で言うと

「このペンなおしといて!」

「ちゃんとなおして〜や〜!」

 

 

標準語

「このペン片付けておいてください」

「きちんと片付けておきなさい!」

 

 

意味

片付ける

 

語源を勝手に妄想してみる

「なおす」を調べてみると「元の状態に戻す事」という意味。これが転じて「元あった場所に戻す」という意味になったんやろう。

 

まとめ

この「なおす」熊本の人は関西でも同じように使うということをあまり知らないのかもしれん。よく笑い話で「県外に出て『このペンなおしておいて』と言うと『どこが壊れているの?』とよく聞き返されたんです。そこで熊本弁だったんだと気づいたんです」という話を聞いたけど、僕からしたら「え?標準語やと思ってた!!!標準語じゃなかったとしても関西弁やと思ってた!!」と心の中で叫んでいたのは内緒の話(笑)

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。
※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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