【チカチカ】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

今週の熊本弁は、関西人の私にとってはどうしても慣れない熊本弁だ。わかってはいても毎回違ったイメージを持ってしますので、「いやいや!違う違う!」と混乱してしまう熊本の方言。

 

今週の熊本弁・方言は『チカチカ』

使い方

「ば!このセーターチカチカするばい!」

「(注射の時)少しチカっとしますよ〜」

「火傷してチカチカするばい」

 

 

関西弁で言うと

「うっわっ!このセーターシカシカするやん!」

「(注射の時)少しチクっとするでぇ〜」

「火傷してチクチクするわぁ」

 

標準語

「うわ!このセーターチクチクするじゃん!」

「(注射の時)少しチクっとしますよ〜」

「火傷してチクチクするよ」

 

 

意味

チクチク

 

語源を勝手に妄想してみる

調べてみると、どうやら島根県より西では「チクチク」を「チカチカ」と表現するらしい。関西弁の「シカシカ」とも似ているので、語源の変化も「チク」→「シカ」→「チカ」になったのかもしれない。

 

まとめ

さて、関西で「チカチカ」というと電気系の物事の時に使う。例えば頭を強く打って「頭打って目の前チアチカするわぁ」とか夜景などを見て「遠くでチカチカ光ってるあの光なに?」などとなる。

なので、私は熊本で「チカチカする」とか「チカっとするよ」と言われると『その部分が光るのか?』と思ってしまうのだ。

熊本に移住してすぐに入院したのだが、その時にはかなり驚いた。

看護師さんが注射器を持って「少しチカっとしますよ〜」というので、思わず「どこが?え?光るんですか?どこが?」と聞きまくって、看護師さんを苦笑いさせたぞ。

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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