【うまかつ】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『うまかつ』

今日の熊本弁は以前に紹介した「かつ」の利用例なのだが、どうしても書きたかったので、ご紹介することにした。

 

使い方

「何かうまかつ食いたい」

「熊本はうまかつが多いとたい」 

 

関西弁で言うと

「なんか、うまいもん食いたいなぁ」

「熊本はうまいもんが多いねん」

 

 

標準語

「何かおいしいものが食べたい」

「熊本はおいしいものが多いの」

 

 

意味

美味しいもの

 

語源

語源は「うまい」+「もの」から。「うまい」は「うまか」となり、「もの」は「つ」となる。

 

エピソード

この熊本弁の面白エピソードは前々から知っていた。多くの熊本の人が私に紹介してくれたからだ。しかし、その面白エピソード通りのことが起こったのだ。結婚してすぐぐらいの時、義理の父と母が大阪まで遊びに来てくれたので、大阪名物の串カツ屋さんに連れて行った。そこは私の行きつけのお店だったので、義理の両親を紹介した。で、注文の時、事件は起きた。

私:「何にしますか?串カツなのでおまかせで適当に注文することもできますよ?」

義父:「うーん。ウマカツば食べたい」

店員:「おお!さすが熊本の人でんな!でも、ウチは馬はおまへんわ!ウシかブタかカシワやったらおまっせ?」

一同:爆笑!!

この後、店員さんに「うまかつ」の意味を説明して、もう一度全員で笑いましたとさ(笑)

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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