【いさっか】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

熊本弁講座いさっか

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『いさっか』

今日の熊本弁は、県北と県南では意味が違うようだ。それもかなり興味深い。やっぱり熊本弁はおもしろい。

 

使い方

「あんまりいさっかと、怪我すっとよ」

「ああたはいさっかな。よか家ば建てたばい」

「あん店は流行っとるもんね。いつも人がいさっか」

 

 

 

関西弁で言うと

「あんまほたえたら、怪我すんで」

「お前すごいやん。ええ家建てたなぁ」

「あの店は流行ってるからなぁ。いつもぎょうさん人おるわ」

 

 

標準語

「あんまり暴れたら、怪我するよ」

「あなたは偉いね。立派な家を建てたね」

「あの店は流行ってるからねぇ。いつも人が多い」

 

意味

県北:多い

県南:元気がいい・偉い・盛んである

 

語源

恐らくだが、語源は「勇ましい」からきたのではないだろうか?「いさましか」→「いさっか」になったように思う。意味も元々は「勇ましい」の意味で使われていたのが、「多い」に変化したのだろう。

 

エピソード

今回の例文はあまり自信がないので、多めに見てほしい。でも、古い言葉が残っている熊本弁にどことなく儚さと美しさを感じる。やっぱり熊本弁は楽しい。

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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