【ねんかかる】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『ねんかかる』

熊本の人によく聞かれることがあるのだが、「熊本弁って喧嘩してるように聞こえますか?」「熊本弁ってキツク聞こえないですか?」という質問だ。しかし、それとは裏腹にTVなどで『熊本弁女子がかわいい』と話題になっていた。今回の方言もそんなキュートな熊本弁女子が使っていた方言だ。

 

使い方

「ねんかかってよかとぉ?」

「ねんかからんで!」

 

 

標準語

「寄りかかっていい?」

「寄りかからないで!」

 

 

関西弁(奈良弁)で言うと

「もたれてもかまへん?」

「もたれんといて!」

 

意味

寄りかかる / もたれる

 

語源

語源は「寄りかかる」から派生したのだろうが、きっと寄りかかる様が「寝る」状態を連想させるから「寝る」と「かかる」が合わさって「ねんかかる」になったのではないだろうか?

 

エピソード

やはり方言のパワーはすごいもので、違う記事をスタバで書いてた時、大学生のカップルが目の前に座っていた。そして、イチャイチャし始めたのだ。女の子が熊本弁で「ねー、ねー。ねんかかってよかとぉ?」と・・・あ、あかん・・・熊本弁かわいすぎる・・・ということで、今回の記事にしてみた(笑)

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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