【はらかく】の意味と使い方|熊本弁方言講座(関西弁・大阪弁、京都弁、奈良弁でも解説)

どぎゃん言うと?熊本弁・方言講座

今日の方言・熊本弁は『腹かく』

やはり熊本弁は独特だ。「おなかをボリボリとかく」というイメージを受けるこの方言だが、実は違うのだ!

 

使い方

「腹かいとるごたっばい。」

「あいつには、はりかいたばい!」

「そぎゃん、はらかかんで、よかろうもん」

 

意味

腹をたてる/怒る/イライラする/頭にくる

 

翻訳

「腹かいとるごたっばい。」

「あいつには、はりかいたばい!」

「そぎゃん、はらかかんで、よかろうもん」

 

「怒ってるっぽいよ」

「あいつには、頭にきたよ」

「そんなに怒らなくてもいいでしょうに」

 

関西弁で言うと

「怒ってるんちゃう?」

「あのボケ!胸糞わるいわ!ごっつ腹立つわぁ!」

「そないに怒らんでもええわいな」

 


「腹が立つ」という表現に近いようで、「立つ」が「かく」に変わっている所がおもしろい。「かく」という言葉にはどのような意味があるのか、また調べてみようと思う。きっと「ボリボリかく」という意味ではなく、「汗をかく」の「掻く」ではないかな?

 

※紹介中の熊本弁は古いものも含まれています。ご了承ください。

※例文や関西弁バージョンには他の言い回しもあります。あしからず。

 

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